仮想通貨取引所のビットゲット(Bitget: $BGB)がハッキングされ、巨額のUSDCやUSDTなどのステーブルコインやイーサリアム(ETH)が盗まれました。
本稿ではバイナンス(Binance)やバイビット(Bybit)などの暗号資産交換業者として無登録で使えなくなった海外仮想通貨取引所の逃げ先としてBitgetを今後も使うべきかについての墨汁うまいの考え方を仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
2026年の仮想通貨取引所の動きについては墨汁マガジンVol.1273「仮想通貨取引所の閉鎖から見る仮想通貨のリスクエクスポージャー管理」を参照してください。
Bitgetで500億円超の巨額ハッキング
大手仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget: $BGB)は2026年9月24日、ホットウォレットから不正な送金が行われ、被害額が約3億5160万ドル、日本円にして500億円を超える巨額ハッキング被害が発生したことを明らかにしました。
当初イーサリアムオンチェーン上では約1.7〜1.9億ドル規模の不審な資金流出が確認されていましたが、その後Bitget側が調査した結果、最終的な影響額は約3.516億ドルにまで拡大したとしているのです。Bitget CEO、Gracy Chen氏によると被害を受けたのは一部のホットウォレットで、コールドウォレットは影響を受けておらず、出金はセキュリティ確認のため一時停止されています。
Bitgetは損失補填をUser Protection Fundでカバー
Bitget CEOは約4.64億ドル以上のUser Protection Fundで損失をカバーできるとしています。会見によるとBitgetは破産状態ではなく、ハッカーの使用したVPNからはDPRKグループによる痕跡が残っており、北朝鮮による攻撃だと見られるとしています。
現状は売買や入金は変わらず機能している一方、出金についてはセキュリティレビューを必要とし、一時的な出金停止となっている状態です
User Protection Fundの残高
Bitget CEOによるとBitgetは破産状態になく、支払い可能であるとしています。これは正しく、実際のUser Protection Fundでは5500BTCを今回のようなハッキングに備えて用意してあるのです。
実際のオンチェーンデータによると
3AZHcgLnJL5C5xKo33mspyHpQX7x4H5bBw
に合計5500BTCを有しており、以前は
