ライトコイン(Litcoin)はビットコインのフォーク(コピー)として知られており、ブロックタイムや発行数の変更をされたビットコインとほとんど同じコンセンサスアルゴリズムを持ちます。そんなライトコインはゼロデイバグにより約3時間の13ブロックReorgが起きました。
本稿では仮想通貨(暗号資産)の時代の変化におけるPoWの問題、エコシステム変化における需要の低下と今後について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。Reorgについては墨汁マガジンVol.135「ビットコインでReorgが起きる理由とシンプルな分散合意形成を理解する」を参照してください。
ライトコインが13ブロックのReorg
ライトコイン財団は2026年4月26日、ライトコイン(Litecoin: LTC)でゼロデイバグが起因の、13ブロックのReorg(Chain Reorganization)が発生したことを発表。匿名トランザクションを可能とするMWEB(MimbleWimble Extension Block)に関するゼロデイバグにより、不正なMWEBトランザクションを古いソフトウェアのマイニングノードが正しい取引と誤認させたとしています。
また同時に大手マイニングプールに対してDoS攻撃が可能となっていたことを発表。結果として約3時間分の取引となる13ブロックものReorgが発生し、ライトコインに対応した分散取引所への送金が可能となったのです。
ライトコイン側では最終的にReorgにより正しいチェーンへ再編成され被害は出ていない一方、二重支払いを行ったことでNear側では約60万ドルの被害が確認され、ライトコイン外でスワップされたチェーン側では損失が起きている状態です。
Reorgとは?
Reorg(リオーグ)とはChain Reorganizationの略であり、ビットコインのようなプルーフ・オブ・ワーク(PoW)における最長のチェーンを正とするブロックチェーンにおいて、オーファンブロック(Orhpan Block)を元の正しいブロック高へ再編成される仕組みを指します。
これはビットコイン
