仮想通貨(暗号資産)、特にイーサリアムエコシステムをベースとしたDeFiやUSDC、JPYCのようなステーブルコイン運用における重要なセキュリティとしてハードウェアウォレットにおける資産管理があります。
このハードウェアウォレットはDeFi運用だけでなく、高額なイーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)保有者にもマストであると言えるでしょう。本稿では新たにホリエモン(堀江貴文)氏を起用してマーケティングされているOpenloopなどの新興ハードウェアウォレットを選ぶべきか?また選ぶ規準について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
仮想通貨のDeFi/NFTセキュリティ対策解説の一覧
Vol.978「費用別で行う仮想通貨のセキュリティ対策 墨汁うまいが8年間被害に合わない理由」
Vol.1088「【セキュリティ対策】仮想通貨(暗号資産)ハッキング被害原因ごとのセキュリティ対策のコストパフォーマンス」
99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法Pt.1Approveの危険性を理解する99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法Pt.2フィッシングを避ける安全な署名方法とは?
99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法Pt.3Solidityの背景から理解するUniswapの動作
99%が知らない”イーサリアムDeFi/NFTコントラクト検証と確認方法
Pt.4コントラクトリストを使用した安全な利用方法
Openloopとは?
仮想通貨(暗号資産)ハードウェアウォレットのOpenloopとは、
「暗号資産の秘密鍵管理と署名、さらにオンラインID認証までを1台で完結させることを目的とした国内開発のクリプトウォレット・サイナー」
を指します。
暗号資産ハードウェアウォレットOpenloop:https://www.crypto.haudi.jp/openloop/
開発はClaudeで浅田 一憲氏一人のみ
Openloopは日本で開発されたハードウェアウォレットということですが、開発はサイバートラスト株式会社【4498】の創業者である浅田一憲氏が一人でAnthopicのClaudeを利用し開発したというものです。
浅田一憲氏のインタビュー記事によると、Openloopのファームウェアは約10万9000業を9ヶ月で開発したと回答されています。一人で開発をここまで持ってきたことはAIをツールとしていい方向に使うという例である一方、浅田氏は
不満の一つは、AIがルールを守らないことだった。「こういうときは確認してください」「こういうことはしないでください」と最初に取り決めても、すぐに忘れる。その時は覚えているのに、翌日には忘れている。「なぜルールを守らないのか」と、浅田氏は繰り返した。
もう一つは、AIが諦めることだ。何度やってもうまくいかず煮詰まると、AIは「今日はもうやめましょう」と平気で言ってくる。「この状態でやめることはできない、これはまだやるんだ」そう言い返し、喧嘩のようなやり取りになる。
というAI特有の開発時の問題点を上げています。
M5Stackを改造し、Claude Codeで10万行以上コーディングした暗号デバイス「Openloop」:https://fabscene.com/new/interview/interview-asada-kazunori-openloop/
10年イーサリアムの開発動向とハッキング、仮想通貨特有のセキュリティ対策を見てきた墨汁うまいとして先に評価するならば、バイブコーディングという点を抜きにしても
「高額資産を保有、運用や送金するにあたって浅田氏の経歴を加味してもハードウェアウォレットとして選ぶべき選択肢ではない」
と結論付けます。
第三者監査の不安とOSSの利点
ではなぜ墨汁うまいがそう考えるかについての理由について詳しく見ていきましょう。まず国内開発という点は品質の高さ、日本語サポート等の利点


