目次
- 1 ビットコインドミナンスとは?
- 2 ビットコインドミナンスをTrading Viewで分析する
- 3 アルトコインのドミナンスをモニタリングする
- 4 まとめ
ビットコインは世界初のブロックチェーンかつ仮想通貨で、2017年こそアルトコインが大きな需要が増えたものの2016年まではビットコインが一強でした。2019年現在もビットコインは圧倒的時価総額、世界的知名度を誇ります。本稿ではそんな仮想通貨の基軸であるビットコインとドミナンスについて解説、トレード指標としてより詳しく分析するためにTrading Viewでの応用、モニタリングの仕方について解説を行います。
ビットコインドミナンスとは?
そもそもビットコインドミナンスとはどういうものでしょうか?仮想通貨では昔から考えられるビットコイン基軸による取引によるものから来ている考えで、これはUSDTがまだPoloniexやBitfinexなどでしか使用されていなかった2016年前後まで世界の仮想通貨取引所では対BTCとのアルトコイン取引がベースであったことから来ていると言えます。
今でこそUSDCやUSDT、DAIなどの複数のステーブルコインでリスクを考慮して選択ができるものの、当時は海外取引所への資金送金はビットコインがベースであり、取引や送金の全ての基軸だったのです。ドミナンスを手軽に計測するにはCoinMarketCapで確認するといいでしょう。
出典:https://coinmarketcap.com/charts/
ビットコインドミナンスをTrading Viewで分析する
本稿ではより詳しく分析するため、Trading Viewでドミナンスの観測を行います。まずドミナンスの設定を行うには