目次
- 1 コインベースの株式上場
- 2 コインベース上場が与える大きな影響
- 3 ビットコイン先物とビットコインETFの承認難度の違い
- 4 テザー疑惑ときな臭いBitfinex
- 5 まとめ
ビットコインとイーサリアムを古くから取り扱う米最大手仮想通貨取引所”コインベース(Coinbase)”は、同社の株式を年内にも上場する用意をしているとリークされています。本稿ではコインベースの株式上場が与える仮想通貨(暗号資産)エコシステムへの大きな影響について解説を行います。
コインベースの株式上場
ロイターによると、コインベースはIPOではなく直接の証券取引所への上場を考えており、早ければ2020年内に株式上場を行うとしています。
中国のマイニングASICメーカーなどは上場しているものの、仮想通貨取引所の場合多くはその本社をコンプライアンス回避のために本国や大国に置いていません。これらのことからビットコインやイーサリアムといったブロックチェーンプロジェクト自体は