目次
- 1 イーサリアム2.0のクライアント
- 2 ETH2のクライアント別開発が重要な理由
- 3 バリデータのペナルティとコスト
- 4 最も重要なクライアント
- 5 まとめ
イーサリアム2.0のフェイズ0となるBeacon Chainのローンチは残り2ヶ月と迫っており、32ETHを保有するユーザーはバリデータノードの準備をする必要があります。本稿ではETH2の今後の重要なキーとなるクライアント別の開発について詳しく解説を行います。
イーサリアム2.0のクライアント
イーサリアム(以下ETH1とする)のクライアントといえばGethやParityがそれにあたり、大半のノードはGethを使用していますがイーサリアムユーザーは自身の用途によって選択することができます。
ETH2ではETH1とは別にクライアントが存在し、
・Artemis
・Lighthouse
・Lodestar
・Harmony
・Nimbus
・Prysm
・Trinity
がETH2クライアントとなります。例えばPrysmといえば、バリデータの実験が可能なサファイアテストネットを2019年5月にローンチしたのも記憶に新しいでしょう。
Prysm Labのサファイアテストについては下記マガジンを参照してください。
ETH2のクライアント別開発が重要な理由
現在のETH1クライアントとは違い、イーサリアム2.0において各ETH2クライアントの開発動向は今後重要となるのです。これはETH2の