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墨汁マガジンVol.327「イーサリアム2.0(ETH2) 今後のキーはクライアント別の開発」

目次
  • 1 イーサリアム2.0のクライアント
  • 2 ETH2のクライアント別開発が重要な理由
  • 3 バリデータのペナルティとコスト
  • 4 最も重要なクライアント
  • 5 まとめ

イーサリアム2.0のフェイズ0となるBeacon Chainのローンチは残り2ヶ月と迫っており、32ETHを保有するユーザーはバリデータノードの準備をする必要があります。本稿ではETH2の今後の重要なキーとなるクライアント別の開発について詳しく解説を行います。

 

イーサリアム2.0のクライアント

イーサリアム(以下ETH1とする)のクライアントといえばGethやParityがそれにあたり、大半のノードはGethを使用していますがイーサリアムユーザーは自身の用途によって選択することができます。

ETH2ではETH1とは別にクライアントが存在し、

 

・Artemis
・Lighthouse
・Lodestar
・Harmony
・Nimbus
・Prysm
・Trinity

 

がETH2クライアントとなります。例えばPrysmといえば、バリデータの実験が可能なサファイアテストネットを2019年5月にローンチしたのも記憶に新しいでしょう。

 

Prysm Labのサファイアテストについては下記マガジンを参照してください。

 

ETH2のクライアント別開発が重要な理由

現在のETH1クライアントとは違い、イーサリアム2.0において各ETH2クライアントの開発動向は今後重要となるのです。これはETH2の

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