目次
- 1 イーサリアム2.0初の大規模トラブル
- 2 Prysmのホットフィックス
- 3 イーサリアム相場
- 4 ビットコイン相場
イーサリアム2.0で初の大規模トラブルが起こり、一時的にバリデータ報酬が減少。ビットコインはドミナンスが引き続き低下しており、テスラがビットコインの保有分一部の売却を発表しました。
イーサリアム2.0初の大規模トラブル
イーサリアム2.0のメジャークライアントであるPrysmは、18Epochにかけてバリデータがブロックをスロットにプロポーズできない問題が発生。さらにブロックプロポーズだけでなく、アテステーションもできておらずバリデータのネットワークオンライン率が一時的に90%を下回るという事態に陥りました。
ですがCasper FFGの再起動閾値を下回っておらず、影響としてはバリデータ報酬がネットワークに参加できないことで18Epoch分が得られなかったほどにとどまり、バリデータのスラッシュなどの影響は出ていません。
CasperFFGの再起動については墨汁マガジンVol.257「イーサリアム2.0 バリデータのペナルティ”Inactivity Leak”でスラッシュされる条件」を参照してください。
Prysmのホットフィックス
Prysmはv1.3.8としてホットフィックスを既にリリースしています。各バリデータはバリデータクライアントを再起動し、Prysmクライアントのアップデートを行いましょう。
このPrysmのホットフィックスとは