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【完全版】LayerZero導入ONFT”Polyhedra”の全34種類のNFT達成とPandraKingNFTを獲得するやり方

コンテンツの概要
文字数 : 約15,000文字
ページ数 : 約52ページ

LayerZeroを採用したONFTプロジェクトの”Polyhedra Network(ポリーヘドラ・ネットワーク)”は4つのPandra NFTを介したクロスチェーンブリッジのタスクを開催しており、全28種類のPandra NFTを集めることで発行できるPandra Kingの期限が残り5日となっています。
本稿ではPandra Kingを入手するためのPandra NFTのブリッジ方法と注意点、バグやトラブルへの対処法について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

コンテンツの主題
仕組み
実演
傾向と対策
目次

    Polyhedra(ポリーヘドラ)とは?

    PolyhedraとはイーサリアムのL2及びEVM経済圏に展開する”ONFT(オムニチェーンNFT)”プロジェクトであり、LayerZeroを採用しているONFT最大手として知られています。Polyhedraはメインネットローンチに伴い、こなしたタスクに応じて発行できる”Pandra King”のNFTアートを召喚(発行)するイベントを開催している真っ最中です。

    Polyhedraのコア技術にはLayerZeroのONFTがブリッジとして実装されており、

     

    「Polyhedraのタスクをこなしてエアドロップを狙いつつ、LayerZeroのソースチェーンとターゲットチェーン(ディスティネーションチェーン)を稼いで二重のエアドロップを狙える」

     

    非常に重要なONFTプロジェクトであると言えます。

     

    LayerZeroが可能とする次世代NFT規準の”ONFT”については墨汁マガジンVol.881「”ONFT(Omnichain NFT)”とは?LayerZeroが実現するNFTアートの新たな境地」を参照してください。

     

    エアドロップ獲得戦略一覧

     

    ・イーサリアムL2″スタークネット(Staknet)”のSTRKエアドロップ獲得戦略 Argentとは?

    ・zkSyncの”ZKSトークン”エアドロップ獲得戦略トランザクション実績を稼ぐには?

    ・イーサリアムL2「zkSync/Starknet」のエアドロップ獲得チェック項目

    ・【完全版】LayerZero(レイヤーゼロ)を採用している91のDeFiとNFT一覧~ZROトークンの最大エアドロップを獲得する戦略~

    ・ConsensyszkEVMの”Linea”エアドロップ獲得戦略 イーサリアムzkEVMの最大給付金を狙うには?

    Vol.858「Orbiter Financeのエアドロップ獲得戦略 注意が必要な手数料の種類とシビル攻撃作戦」

    Vol.868「LayerZero(レイヤーゼロ)とは?ZROトークンのエアドロップ獲得戦略」

    Vol.862「戦略的にL2のzkEVMで最大のエアドロップをもらうには?抑えるべき基礎戦略」

     

    5種のPandra NFT

    Polyhedraでは現在進行系のオンチェーンタスクがあり、

     

    ・Polygon(MATIC)

    ・BNB Chain=BSC(BNB)

    ・CoreDAO (CORE)

    ・Celo(CELO)

     

    の4チェーンでパンダアートである”4種類のPandra NFT”を発行することができます。

     

    出典:Polyhedra Network – 4種類のPandra NFT

     

    発行する各チェーンごとにONFTの名前が異なり、

     

    ・CodeConqueror(BNB)=DJ風のパンダNFT

    ・PixelProwler(Polygon)=ゲーマー風のパンダNFT

    ・MelodyMaven(Core)=サングラスのパンダNFT

    ・EcoGuardian(Celo)=農業系のパンダNFT

     

    という4つの特徴を持つPandra NFTとなっています。

    (追記)8月14日より1種類追加され

     

    ・DebugPilot(BNB Chain テストネット)

     

    により全5種類となりました。

     

    ”Pandra King”のNFT

    Polyhedraはタスクのイベントとして”Pandra King”のNFTを用意しており、公式によると

     

    「より多くの種類のPandra NFTを集めると、よりレア度の高いPnadra KingのNFTを召喚(発行)できる」

     

    と記載しています。

     

    出典:Polyhedra – Pandra Kingのイベント

     

    これはどういうことかというと上記でみたPandra NFTが全34種類(14日より2種類追加、17日より4種類追加)あり、これらを集めていく必要があるのです。

     

     

    28種類を集めると、上記ページで保有しているNFTが点灯する仕組みです。

    Pandra King NFTの難しい獲得条件

    Polyhedraの公式説明が少ないので分かりづらいですが、Panda KingのNFTを獲得するには結構な労力を必要とします。該当タスクページでは

     

    10-14:Uncommon

    15-19:Rare

    20-24:Epic

    25以上:Ledgendary

     

    とレア度が設定されています。

    つまりPandra KingのNFTを獲得するには

     

    「上記4種類のPandra NFTを各対応チェーンごとに集め、4段階のレアリティでPandra Kingが獲得できる」

     

    ということを表しているのです。

     

    zkBridgeとは?

    PolyhedraはLayerZeroを採用したONFTプロジェクトであることから、

     

    「NFTを対応チェーンにブリッジすることができる”zkBridge”」

     

    を公式サービスとして提供しています。

    このPandra NFTが対応しているチェーンは

     

    1.BNB Chain(BNB)

    2.opBNB(テストネット)

    3.Polygon(MATIC)

    4.Mantle(MNT)

    5.Combo Network(テストネット)

    6.Core DAO(CORE)

    7.Celo(CELO)

    8.Manta(テストネット)*17日より追加

     

    の7種類です。

    つまりONFTの種類がCodeConqueror(BNB)、PixelProwler(Polygon)、MelodyMaven(Core)、EcoGuardian(Celo)の4種類であるため、

     

    7チェーン×4種類=28種類のコレクティブ

     

    ということになるのです。

    従ってPandra KingのNFTを獲得するために4チェーンで発行し、対応する各7チェーンへブリッジするというオンチェーンタスクであるということになります。

    zkBridgeではNFTのブリッジを14チェーンにすることができるが、ブリッジを戻す対応がないチェーンが多いため、上記7チェーン以外には送らないことが重要

    Check

     

    PolyhedraのNFT発行ページ

     

    Pandra King:https://zkbridge.com/pandraking

    Pandra NFT:https://zkbridge.com/gallery/pandra

    追加のPandra NFT:https://zkbridge.com/gallery/pandra_debugpilot

     

    免責事項

     

    下記は慎重にリサーチしたものですが、コントラクト署名時には自信で責任を持って行ってください。公式サイトやなりすましにおけるフィッシング、ハッキング等にセキュリティ対策で十分注意。

     

    DeFiやNFTのセキュリティ対策のやり方についてはリサーチレポート「【セキュリティ対策】99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法~前編~フィッシングを避ける安全な署名方法とは?」を参照してください。

     

    ガスを用意する

    まずPolyhedraのタスクを開始する前に各チェーンのガスを用意する必要があります。今の100万円単位で高額のエアドロップが狙える時代、ガストークンを仮想通貨取引所で購入するメリットはほとんどありません。

    例えばCore DAOのネィティブトークンである”COREトークン”などはBinance(バイナンス)には上場されておらず、他の仮想通貨取引所に登録などする手間がかかります。LayerZeroが提供するブリッジサービスによりSushiswapなどのAMMを利用したガスの入手方法は様々です。

    エアドロップを二重、三重に獲得できるチャンスを逃す必要はないでしょう。

    ガストークンの入手方法の変化については墨汁マガジンVol.878「EVM経済圏を利用する際にDeFiでガスを得るベストな方法 ガストークン入手問題を解決するには?」を参照してください。

    MATICのベストな入手方法

    PolygonはNFT報酬のメインマーケットと言えるため、大抵の仮想通貨投資家が利用していると言えるでしょう。そのためMATICを既に保有している場合にはこのステップを飛ばして問題ありません。

    MATICを入手する方法としてはSushiswapなどでLayerZeroを介したクロスチェーンブリッジスワップをすることができますが、ベストな方法として

     

    「LayerZero

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