- 1 LayerZero(レイヤーゼロ)とは?
- 2 LayerZeroがサポートするブロックチェーン
- 3 ZROトークンのエアドロップ
- 4 ZROトークンのエアドロップを獲得するには?
- 5 LayerZeroを統合している21プロジェクト一覧
- 6 LayerZeroを統合しているNFT
- 6.1 NFTを作成する
- 6.2 NFTの発行
- 6.3 NFTブリッジ
- 7 LayerZeroを統合しているDeFi
- 7.1 クロスチェーンスワップ
- 7.2 AptosとSui対応
- 7.3 レンディング
- 8 メイン戦略とどこに資金を割くべきか?
- 9 まとめ
イーサリアムのL2及びEVM経済圏で幅広く活躍するLayerZero(レイヤーゼロ)はZROトークンのエアドロップが期待されるOrbiter Finance(オービター・ファイナンス)よりも有望ブリッジプロジェクトのひとつです。本稿ではLayerZeroの概要とZROトークンのエアドロップ獲得戦略について投資家向けにわかりやすく解説を行います。
Orbiter Financeについては墨汁マガジンVol.858「Orbiter Financeのエアドロップ獲得戦略 注意が必要な手数料の種類とシビル攻撃作戦」を参照してください。
LayerZero(レイヤーゼロ)とは?
LayerZero(レイヤーゼロ)とは”OMNICHAIN INTEROPERABILITY PROTOCOL”である自身のプロジェクトを表しており
1.Omnichain = 複数チェーン
2.Interoperability = 相互運用性
を実現する”複数チェーン相互運用プロトコル”であるということになります。つまりHop Protocol(ホップ・プロトコル)やLayerSwap(レイヤースワップ)、Orbiter Financeに代表されるようなEVM経済圏及びRollup(ロールアップ)を採用したL2間のネットワークをつなぐブリッジプロジェクトであるということです。
LayerZero公式:https://layerzero.network/
LayerZero Twitter:https://twitter.com/LayerZero_Labs
LayerZeroがサポートするブロックチェーン
LayerZeroは複数のブリッジを提供しており、
・アプトス(Aptos=APT)
・ゴレリ(Goerli=GETH)*テストネット
・ビットコイン(BTC.B)
・USDC(USDコイン)*Circle社と提携
などを提供しています。
またクロスチェーンブリッジやCross-Rollupブリッジを可能とするStargate Finance(スターゲート・ファイナンス)もLayerZeroの開発であり、最初のプロダクトとして知られているのです。
Stargate Finance:https://stargate.finance/
USDCブリッジ(LayerZero × Cricle):https://usdcdemo.layerzero.network/
Aptosブリッジ:https://theaptosbridge.com/
ビットコインブリッジ:https://bitcoinbridge.network/
テストネットブリッジ(Goerli):https://testnetbridge.com/
ZROトークンのエアドロップ
LayerZeroのガバナンストークンまたはネイティブトークンと考えられるZROトークンは公式のドキュメントから確認ができるのです。ILayerZeroEndpointの項目に
「@param _zroPaymentAddress – the address of the ZRO token holder who would pay for the transaction」
と記載があり
「ZROトークンを保有しており、トランザクションの手数料を払いたいアドレス」
となっています。
つまり”LayerZeroのZROトークンがエアドロップされる可能性が高い”ということが言えるでしょう。
出典:LayerZero – ZROトークンのエアドロップの可能性を示唆
ZROトークンのエアドロップを獲得するには?
ではLayer ZeroのZROトークンエアドロップを獲得するための戦略について見ていきましょう。ZROトークンのエアドロップを得るにはLayerZero自体を理解しておく必要があり、
「LayerZeroはLayzerZero Labsが開発を行っており、Orbiter Financeなどと異なり