目次
- 1 Matic NetworkからPolygonへのリブランド
- 2 Polygonサイドチェーン
- 3 Polygonを構成する3つのレイヤー
- 4 イーサリアムとPlasma
- 5 Heimdallとは?
- 6 Peppermintとは?
- 7 Bor(Block Producer)
- 8 まとめ
イーサリアムのスケーリング解決プロジェクトでありサイドチェーンとして展開するMatic Network(Polygon)は、Curve FinanceやAaveなどが既にデプロイされています。本稿ではサイドチェーンによるスケーリングを目指すMatic Network(Polygon)について詳しく解説を行います。
Matic NetworkからPolygonへのリブランド
PolygonはもともとMatic Networkとしてローンチしました。Matic NetworkはICOではなく、2019年に物議を醸したIEO(Initial Exchange Offering)をBinanceを介して資金調達を行っており、2021年2月にリブランドという形でMatic NetworkからPolygonへと名前の変更を行っています。
Polygonはサイドチェーンとしてのスケーラビリティを示すためにイーサリアムを選択したとしており、今後イーサリアム以外にもメインチェーンをサポートするとしており、インターオペラビリティがスタンダードになっていくと考えられるでしょう。
Polygonサイドチェーン
まずPolygonは最近のOptimismなどのL2の流行に伴い、L2をプロモーション目的で強調していますがサイドチェーンとなっています。Polygonはイーサリアムの発明者であるVitalikが提唱したPlasmaを利用していますが、実際は
「Plasmaを活用した