目次
- 1 DeFi2.0とは?
- 1.1 DeFi1.0の主なプロジェクト
- 1.2 DeFi2.0の主なプロジェクト
- 2 MIMはDeFi2.0ではない
- 3 Abracadabra(SPELL)の概要
- 4 MIMの利点
- 5 MIMの特性
- 6 まとめ
Abracadabraが提供するMIM(Magic Internet Money)はイーサリアム上のDeFiにおける問題を解決したDeFi2.0などと呼ばれています。このAbracadabraのMIMは何がDeFi2.0であり、どのような特徴を持つのかについてわかりやすく解説を行います。
DeFi2.0とは?
DeFi2.0とはDeFiの基礎を構成するプロジェクトをDeFi1.0とし、そのプロジェクトの問題を解決したり大幅に改良されたものや、DeFi1.0を活用したプロジェクトなどの総称として呼ばれることがあります。
DeFi1.0の主なプロジェクト
ではDeFi1.0として主要プロジェクトを考える場合、主に下記の3つに分類ができるでしょう
1.DEX(Uniswap, Curve Finance, Balancerなど)
2.レンディング(Compound, Aave)
3.アルゴリズミックステーブルコイン(Maker DAO)
などとなり、Yearn Financeのようなこれらを利用したアグリゲーターはなぜかDeFi2.0ではなく、マネーレゴとして呼ばれるのが一般的です。
DeFi2.0の主なプロジェクト
DeFi2.0としての定義は非常に曖昧ですが、主なものとして
1.オーバーコラテラルステーブルコイン(Frax Finance)
2.ブーストアグリゲーター(Convex Finance)
などがこれらの定義として当てはまると言えるでしょう。
MIMはDeFi2.0ではない
AbracadabraのMIMはよくDeFi2.0として分類されますが、
「これらの定義を元に考えるとAbracadabraはDeFi2.0に当てはまらない」
と言えます。
理由としてMIMが