イーサリアムは2500ドルを回復して維持しており、仮想通貨(暗号資産)というアセットクラス自体にリスクオンの動きがみられています。本稿では各主要アルトコインの現状とテクニカル分析について墨汁うまいがどう考えているかを仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
直近のアルトシーズンの分析については墨汁マガジンVol.1284「アルトシーズンはもう始まった?約2年ぶりに見えた初動と現在地」を参照してください。
米財務省買戻し開始もリスクオンは限定的
米財務省は9月9日から10年〜20年、20年〜30年の長期米国債を対象とした流動性支援の買戻し規模を、1回あたり最大20億ドルから少なくとも40億ドルへ拡大しました。これは長期金利を抑え、金融市場の流動性を支える間接的な金融緩和として仮想通貨(暗号資産)などのリスク資産へのリスクオンが意識されていた材料です。
一方で10日現時点では、ビットコイン(Bitcoin: $BTC)やイーサリアム(Ethereum: $ETH)が大きく上昇するというより、事前に買われていた材料が実施開始で一度消化され、やや事実売りに近い下落となっている状態です。
ここで重要なのは、米財務省の買戻し拡大そのものは中長期では流動性支援となる一方、短期では
「噂で買う、事実で売る」
という市場反応になりやすく、9月15日のクラリティ法案クローチャー投票、その後のFOMCまで方向感を確認する局面と言えるでしょう。
Arbitrum($ARB)のテクニカル分析
ではまずはイーサリアムに次ぐL2のArbitrumから見ていきましょう。Arbitrumは米証券アプリ最大手Robinhood($HOOD)がArbitrum Orbitを介してイーサリアムL2となるRobinhood Chainをローンチという好ファンダメンタルにもかかわらず、アルトシーズンの影響をモロに受けた暴落となっていたわけです。
このRobinhood Chainは
