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墨汁マガジンVol.108「コンスタンティノープルとEthereum 1.xの関係」

目次
  • 1 1.コンスタンティノープルの実装ブロックが決定
    • 1.1 1-1.ブロックナンバーとハードフォークの関係
    • 1.2 1-2.今回の実装はイーサリアムにとってあまり意味をなさない
  • 2 2.Ethereum 1.xを考慮する
    • 2.1 2-1.EVMとeWASM
    • 2.2 2-2.コンスタンティノープルの実装内容

1.コンスタンティノープルの実装ブロックが決定

イーサリアムのコアデベロッパー会議51が12月7日に行われ、イーサリアムの各クライアントのデベロッパーによる進捗報告と、コンスタンティノープル実装についての議論が行われました。

 

 

1-1.ブロックナンバーとハードフォークの関係

ここで、ついにハードフォークのブロックナンバーが決定。「イーサリアムの今後に影響するコンスタンティノープルの実装分析」のレポートで詳しく説明したように、ハードフォークはブロックナンバーが重要となるため、コンスタンティノープルの実装準備は完了しているということになります。

現在のブロックナンバーは684万を推移しており、#7,080,000でコンスタンティノープルハードフォークを行います。

前回のビザンチウムのディフィカルティボムの調整により、現在は予定どおりブロック生成時間は平均14秒で推移、正常な値であるためフォークは1月16日から大幅に前後することはないと見られます。

出典:https://etherscan.io/chart/blocktime

 

▼コンスタンティノープルの実装と影響は下記レポートを参照

 

1-2.今回の実装はイーサリアムにとってあまり意味をなさない

残念ながら、今回のコンスタンティノープルフォークはイーサリアムにとってはマイナーアップデートでしかなく、Ethereum 1.xが発表された今ほとんど意味がないと言えます。

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