目次
- 1 1.イーサリアムアカウントのEOAとコントラクト
- 2 2.イーサリアムウォレットの誤解
- 3 3.MyEtherWallet(MEW)はハッキングされるのか?
- 3.1 3-1.MEWがハッキングされる例
- 3.2 3-2.自己責任の例
- 3.3 3-3.イーサリアムのフィッシング
- 4 4.まとめ
イーサリアムウォレットと聞くと、多くのイーサリアムユーザーはMyEtherWalletを思い浮かべるでしょう。私の場合は、イーサリアムファンデーションが出しているEthereum Walletを思い浮かべます。ですが、イーサリアムのウォレットにおいて、多くが勘違いしているのです。
1.イーサリアムアカウントのEOAとコントラクト
そもそもイーサリアムウォレットとはなんでしょう?理解するにはまずイーサリアム自体を理解しておく必要があります。イーサリアムのアカウントには2つの種類があり、EOAとコントラクトアカウントがあります。EOAは通常のユーザーがETHやERC20トークンなどの資産を管理するもので、コントラクトはMaker DAOやAugurなどのプロジェクトがDAOや賭けなどのサービスをETHを受け取ることで実行するコントラクトを保持しているアカウントです。
EOAを理解するとよくわかりますが、普段”イーサリアムウォレット”の大本はつまり、