目次
- 1 1.ビットコインとフェイズ2
- 2 2.2019年末から2020年にかけてのビットコイン相場
- 3 3.まとめ
ビットコインは各レジスタンスで停滞状態であり、出来高低下によりボラティリティが低下しています。本稿では、現在のビットコイン相場テクニカル分析講座6で紹介したフェイズのどのあたりになるかを分析し、長期的目線での現物投資戦略について分析していきましょう。
1.ビットコインとフェイズ2
ビットコインは2017年末に200万円台という驚異的な価格を記録、2018年はbitFlyerの現物とFXがペッグしない問題による乖離埋め対策により暴落。さらにBTCeからマウントゴックスのビットコインが押収され、破産管財人の小林信明氏による700億円分のビットコイン売却により2018年はベアマーケットとなりました。
これらのファンダメンタル上の要因や、期間を含めても2018年のビットコイン相場は長期に渡るフェイズ1であったと仮定ができ、2019年にはフェイズ2へ移行したことがわかります。では実際にチャートを見ていきましょう。
2017年の12月と2018年の3月により定義されたレジスタンス①は、同年5月と8月から定義