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墨汁マガジンVol.261「ビットコインも夏枯れの影響があるのか?」

目次
  • 1 夏枯れとは?
  • 2 マイニングの損益分岐点はサポートとは違う
  • 3 シンプソンズチャートに注意
  • 4 まとめ

ビットコインは148万円まで回復した6月に対し、100万円を境にボラティリティが低下。10万円幅のボラティリティがあった7月中旬に対し、7月末は更に流動性が低下して2~3万円のボラティリティしかない状態となっています。本稿ではファンダメンタルズ分析を中心にビットコイン相場についてみていきましょう。

 

夏枯れとは?

夏枯れとは、主に機関投資家が夏に休暇を取ることで、市場参加者が減少し株式市場の流動性が低下することで相場が大きく動かなくなることを言います。特に海外では日本とは違い、長期のホリデーを取ることで、海外旅行などに出かけるためより顕著に流動性が低下するでしょう。

ビットコインやイーサリアムは、株式やFXとは違い365日24時間相場が動き続けることが特徴の一つであり、世界の時差の関係で日本時間の深夜帯でも大きく価格が動きます。このような場合、

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