目次
- 1 イーサリアムバリデータになるインセンティブの加重
- 2 AWSやVPSはリスクが高い
- 2.1 メリット<デメリット
- 2.2 マイニングプールのようなバリデータプールは可能か?
- 3 まとめ
これまではイーサリアムバリデータのペナルティについて詳しく見ていきましたが、別に注目が集まっているのはバリデータプールやAWSなどのクラウドサーバーでのイーサリアムバリデータの運用です。
本稿ではペナルティによるリスクとクラウドサーバーでの利点を考慮し、サーバーやバリデータプールに参加するべきかどうかについて解説を行います。
イーサリアムバリデータになるインセンティブの加重
イーサリアムのバリデータ報酬は、経済学者によるアドバイスを元にしているのではなく、将来的にバリデータになるETH保有者の意見をVitalkik氏が決定してあります。ここで重要となるのが、ステーキングによる価格の安定と十分なセキュリティを確保するための一定数のバリデータノードが必要であるということです。なので、小規模のバリデータプールは許容範囲とし、大規模のバリデータプールは