目次
- 1 BitMEXの起訴とCEO逃亡
- 2 ビットコイン相場への影響
- 3 イーサリアム相場
ビットコインデリバティブの最大手であった”BitMEX”がついに米CFTCによりマネーロンダリング規制法違反で起訴。これはバイナンスやBitMEXのような各国の規制を無視したサービスを提供する仮想通貨及びデリバティブ取引所への見せしめであると見られます。
BitMEXの起訴とCEO逃亡
米司法省によると、仮想通貨デリバティブ取引所であるBitMEXは米国銀行法違反で起訴したと2020年10月1日に発表しました。Samuel Reed容疑者は逮捕されたものの、
Arthur Hayes
Benjamin Delo
Gregory Dwyer Flouted
などCEOのArthur Hayesなど主要人物は逃亡中となっています。
FBIは過去の傾向を見ると、2014年のマウントゴックスハッキング後のマネーロンダリングを行ったとするブルガリの仮想通貨BTCe(現WEX)の資産差し押さえ、及びマウントゴックス破産管財人への返却を2017年に行ったことや、ダークネットのAlpha Bayの経営者がタイで拘束されたことなどの過去を考慮すると、BitMEX CEOであるArthur Hayesの逮捕は時間の問題となるでしょう。
ビットコイン相場への影響
BitMEX起訴の影響は