週刊仮想通貨まとめテクニカル分析の重要ポイント「CMEイーサリアム先物開始とテスラのビットコイン投資で変わる相場」

2021年2月15日

1 CMEイーサリアム先物の影響
2 CMEイーサリアム先物のチャート設定
3 イーサリアム相場
4 テスラで変わるビットコイン市場の性質
5 ビットコイン相場

CMEイーサリアム先物は無事ローンチされ、イーサリアム先物の取引が開始しました。既にローンチされていたErisXなどのイーサリアム先物と異なり、CMEイーサリアム先物は高い出来高が期待できるでしょう。一方でビットコインは先週から続くイーロンマスクとテスラによって500万円を記録しています。

イーロンマスクとビットコイン価格への影響についてはテクニカル分析の重要ポイント2021年01月23日～29日「ビットコイン中長期的に要警戒イーサリアム最高値更新と今後の注意点」を参照してください。

https://bokujyuumai-salon.ethereum-japan.net/magazine/weekly/11760

CMEイーサリアム先物の影響

2021年2月8日、米国CFTC規制下の世界最大手デリバティブ取引所”CME”はイーサリアム先物の取引を開始。開始から15コントラクト、約750ETHの出来高と好調なスタートを切りました。

そしてCMEイーサリアム先物の記念すべき初週の取引が金曜日にクローズし、出来高が安定していたと言えるでしょう。初週の合計出来高は427コントラクトであり、21,350ETHにものぼります。平均19万円であると仮定すると、ローンチの１周目から40億円の出来高であるということになり、順調な滑り出しだと言えるでしょう。

また2月限月だけでなく、四半期の3月物や4月物も取引されており、これらのことからCMEイーサリアム先物は今後ETH価格へ強い影響を与えていくことになることを示唆しています。