週刊仮想通貨まとめテクニカル分析の重要ポイント「エルサルバドル550BTCを購入し事実売り イーサリアムのNFTバブルに陰りとその影響」

ビットコインはエルサルバドルの法定通貨となったその日に事実売りで100万円下落。イーサリアムはNFTバブルに陰りか？

NFTバブルについては墨汁マガジンVol.597「NFTはバブルか？NFTの歴史から見る投資すべきかの判断の考え方とそのNFT投資のリスク」を参照してください。

エルサルバドル ビットコインを正式に法定通貨へ

中央アメリカに位置するエルサルバドルは、世界ではじめてビットコインを法定通貨とする法を制定。2021年9月7日に正式にエルサルバドルの法定通貨となりました。

エルサルバドルの大統領であるNayib Bukele大統領は同日に200BTCを2回購入したとツイート。そして正式にビットコインがエルサルバドルの法定通貨となった後に100万円の下落となる事実売りの急落となったのです。その後150BTCを購入してエルサルバドルは550BTCを国として保有していることになっていることがわかります。

公式ビットコインウォレットのダウン

Bukele大統領によるとエルサルバドルの公式ビットコインウォレットである”Chivo”がアクセス集中によってダウン、後に復旧してアップルストアなどからダウンロードが可能となりました。この背景には30ドル相当のビットコインを登録時に付与するというオファーによるもので、国民はビットコイン導入に反対意見も多い中最大手銀行のBancoagrícolaがローンやクレジットカードの支払いにビットコインを対応しており、利用が進んでいます。

投資家はリスクオフ売りへ

エルサルバドルの法定通貨となった後、ビットコインだけでなく投資家もリスクオフ売りを行っており、エルサルバドルのビットコイン法定通貨化はリスキーだと評価していることがわかります。リスクオフの売りが行われたのはエルサルバドル