- 1 EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
- 2 EigenLayerが「EigenAI」を発表、AIエージェントフレームワークと提携
- 3 EigenAIとは?
- 4 AIエージェントの課題と問題点
- 5 EigenAIとEigenComputeの将来性
- 6 x402/A2AやAP2の統合
- 7 まとめ
イーサリアムのリステーキングを活用して「仮想通貨のAWS」を目指すEigenLayerは、EigenCloudのサービスの1つとして新たに「EigenAI」のローンチを発表しました。本稿ではEigenCloudのEigenVerifyやEigenComputeに続き、EigenAIの概要について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
Vol.938「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.1 概要とリステーキングの意味」
Vol.939「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.2 AVSの抱える問題とEigenLayerのアプローチを理解する」
Vol.1152「EigenLayer(EIGEN)が発表したEigenCloudとは?EigenCloudの概要と壮大な目標」
Vol.1154「EigenLayer(EIGEN)のEigenVerifyとは?EigenCloudがカバーするイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)の課題を理解する」
Vol.1185「EigenLayer($EIGEN)のEigenComputeとは?図解で理解するAVSとの違いと利点」
EigenLayerが「EigenAI」を発表、AIエージェントフレームワークと提携
EigenLayerは9月30日に「仮想通貨のAWS」であるEigenCloudにてベータ版のEigenComputeと合わせて新たなサービスとなる「EigenAI」のローンチを発表しました。
EigenLayerによるとこのEigenAIは
「OpenAIが発明したGPT(Generative Pre-trained Transformer)、すなわち生成AIに使用されるLLM(大規模言語モデル)以来のAIにおける最大のアップグレード」
としているのです。
このAIフォーカスのEigenAIではAIエージェントのai16zが使用するフレームワークのEliza OSや米最大手仮想通貨取引所のコインベース、GoogleやFere AIなどとの提携をしてのローンチとなっており、より大規模なAIフォーカスプロダクトであると言えるでしょう。
EigenLayerのEigenAIローンチ及び提携パートナーの発表:https://x.com/eigenlayer/status/1973010711271084499
EigenAIとは?
EigenLayerの「EigenAI」とは「検証可能なLLMインターフェイスAPI」サービスを指し、ai16zに代表されるようなAIエージェントなど向けのより透明度が高く、セキュアなLLM(大規模言語モデル)インターフェイスを指します。
EigenAIは2025年9月30日にメインネットにαローンチしており、主な特徴として
「OpenAI

