- 1 EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
- 2 x402とは?
- 3 HTTP 402 Payment Reuiqred(402エラー)
- 4 x402と402 Payment Requiredの目的
- 5 Web2の決済における課題
- 6 x402決済の仕組み
- 7 EigenLayerとの組み合わせが無限大
- 8 まとめ
米最大手仮想通貨取引所のコインベース(NASDAQ:COIN)はサークル社のUSDCのようなステーブルコインなどの決済を来なうことができるx402プロトコルを発表しました。EigenAIではこのx402プロトコルを採用しており、仮想通貨(暗号資産)の可能性が大きく飛躍するといえるでしょう。
本稿ではEigenLayerも採用したx402プロトコルの概要と利点、将来性について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
Vol.938「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.1 概要とリステーキングの意味」
Vol.939「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.2 AVSの抱える問題とEigenLayerのアプローチを理解する」
Vol.1152「EigenLayer(EIGEN)が発表したEigenCloudとは?EigenCloudの概要と壮大な目標」
Vol.1154「EigenLayer(EIGEN)のEigenVerifyとは?EigenCloudがカバーするイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)の課題を理解する」
Vol.1185「EigenLayer($EIGEN)のEigenComputeとは?図解で理解するAVSとの違いと利点」
x402とは?
米最大手仮想通貨取引所のコインベースはx402のローンチを2025年5月7日に発表しました。
このx402ペイメントプロトコルとは
「HTTP上に構築された新たなオープンソース決済プロトコルであり、イーサリアムやRollup上などのオンチェーン決済における新たなネィティブ規格」
を指します。
コインベースx402プロトコルのローンチ発表:https://x.com/CoinbaseDev/status/1919784224170889696
HTTP 402 Payment Reuiqred(402エラー)
x402ペイメントプロトコルを見ていく前に、大本の名前の由来となるのは「402エラー」として知られるHTTP 402 Payment Reuiqredがあります。
これはHTTPの通信規格におけるサーバーとクライアント間のやり取りにおける状態を返すもので、特によく知られているのは404エラーであり、ユーザーがすでに消去されたページにアクセスしようとした際に「Not Found(存在しない)」として表示されるものです。
対して402 Payment Requiredは
「その実行自体に料金の支払いが必要であることを通知するもHTTPステータスコード」
となるのです。
x402と402 Payment Requiredの目的
x402は


