目次
- 1 EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
- 2 EigenLayer(アイゲンレイヤー)の概要
- 3 EigenLayerの対応しているETHステーキング
- 4 リステーキングとLSDの違い
- 5 EigenLayerのリステーキングが指す意味
- 6 EigenLayerを構築する仕組み
- 7 EigenLayerの解説一覧
- 8 まとめ
イーサリアムの”リステーキング(Restaking)”として話題となったEigenLayer(アイゲンレイヤー)は比較的大きな資金調達をしていることから次の高額エアドロップで注目されており、Lido FinanceのstETHなどのLiquid Staking(流動性ステーキング)とは異なります。
本稿ではEigenLayer(アイゲンレイヤー)の概要について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
Vol.938「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.1 概要とリステーキングの意味」
Vol.939「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.2 AVSの抱える問題とEigenLayerのアプローチを理解する」
Vol.971「Celestia(TIA)などDAレイヤーは高騰する?仮想通貨ポートフォリオに組み込むべきか考える」
Vol.1036「EigenLayerのEIGENトークンを買い?EIGENの分析と評価」
EigenLayer(アイゲンレイヤー)の概要
ではEigenLayer(アイゲンレイヤー)のプロジェクトの概要についてみていきましょう。
開発元 | EigenLabs |
公式X(Twitter) | @eigenlayer |
メインネットローンチ | 2024年4月9日 |
資金調達額 | 1.664億ドル(250.63億円) |
トークンシンボル | $EIGEN |
対応チェーン | イーサリアム |
種類 | DAレイヤー |
コア技術 | リステーキング |
創設年 | 2021年 |
トークン配布方法 | エアドロップ |
コントラクト(Ethereum) | 0xec53bF9167f50cDEB3Ae105f56099aaaB9061F83 |
EigenLayerが注目されているのは6440万ドルの資金調達を行っていることや、Lido Financeのような流動性ステーキングが高い人気を博す中新たなイーサリアムエコシステムのステーキングプロトコルであるという点でしょう。
EigenLayerの対応しているETHステーキング
2024年1月現在、EigenLayerが対応しているリステーキングが可能なETHは下記の表の通りとなっています。
プロトコル | 種類 | ティッカー |
---|---|---|
Lido Finance | LSD | stETH |
Swell | LSD | swETH |
Rocket Pool | LSD | rETH |
Stader | LSD | ETHx |
StakeWise | LSD | osETH |
Origin | LSD | oETH |
Ankr | LSD | ankrETH |
Coinbase | 仮想通貨取引所 | cbETH |
Binance | 仮想通貨取引所 | wBETH |
出典:EigenLayer – リステーキング可能なETHの種類
リステーキングとLSDの違い
ここで重要なのは
「EigenLayerはいわば