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墨汁マガジンVol.1060「【図解】イーサリアムのEigenLayer「LRT」を活用したETH運用戦略」

目次
  • 1 EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
  • 2 LRTのイーサリアムリステーキング
  • 3 LRTを活用したリステーキングと報酬
  • 4 イーサリアムのLRT運用の落とし穴
  • 5 LRTでのイーサリアム運用戦略
  • 6 ETHの運用効率の良さ
  • 7 図解で理解するLRTでのイーサリアム運用戦略
  • 8 使用するDeFi一覧
  • 9 LRTのポイントチェック
  • 10 まとめ

イーサリアムのリステーキングを活用するEigenLayer(アイゲンレイヤー)はRenzo Protocol(レンゾプロトコル)やEther.Fi(イーサファイ)によってLRT(流動性リステーキング)を可能とし、EigenLayerのセキュリティをより強固なものにします。

本稿ではEigenLayer及びLRTを活用したイーサリアム(ETH)の運用戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。最終のエアドロップファーミング戦略については墨汁マガジンVol.1057「【2024年12月最新】Linea Surge後の7重エアドロップ獲得戦略」を参照してください。

 

EigenLayer($EIGEN)の解説一覧

 

Vol.938「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.1 概要とリステーキングの意味」

Vol.939「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.2 AVSの抱える問題とEigenLayerのアプローチを理解する」

Vol.971「Celestia(TIA)などDAレイヤーは高騰する?仮想通貨ポートフォリオに組み込むべきか考える」

Vol.1036「EigenLayerのEIGENトークンを買い?EIGENの分析と評価」

Vol.1059「EigenLayerのLRTとは?イーサリアム流動性リステーキングの概要」

Vol.1060「【図解】イーサリアムのEigenLayer「LRT」を活用したETH運用戦略」

 

LRTのイーサリアムリステーキング

イーサリアムのリステーキングをLRTプロジェクトを介して行う場合、基本的にイーサリアムのL1上で行う必要があります。

LRTの主要4プロジェクトの対応チェーン、ETHは下記のようになっています。

 

LRTプロジェクトシンボルリステーキングチェーン対応ETH
Renzo ProtocolezETHイーサリアムETH, stETH
Ether.fiweETHイーサリアム, Linea, Base, BlastETH, stETH
KelpDAOwrsETHイーサリアム, Arbitrum, Optimism, Base, Linea, zkSyncなどETH, stETH, ETHx
Puffer FinancepufETHイーサリアムETH, stETH, wstETH

 

LRTについては墨汁マガジンVol.1059「EigenLayerのLRTとは?イーサリアム流動性リステーキングの概要」を参照してください。

 

LRTを活用したリステーキングと報酬

LRTを活用したEigenLayerへのリステーキングは例えばRenzo ProtocolのezETHではAPYが3.93%となっており、いつでも任意のタイミングでezETHからETHやstETHを償還することが可能です。

 

Renzo Protocol:https://app.renzoprotocol.com/ezeth

 

 

ですがイーサリアムL1なのでガス代が高いことが大きな問題であると言えるでしょう。現在はビットコインが10万ドルを記録したことも影響しており、イーサリアムのガス代は軒並み高水準で推移していることからも、ガス代がネックとなってくるのです。

 

イーサリアムのLRT運用の落とし穴

またさらにイーサリアムLRT運用には落とし穴があり、

 

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