- 1 エアドロップを投資資金へ回す?
- 2 エアドロップ売却の基準を考える
- 3 重要なポイント
- 4 ポートフォリオから戦略的に考える
- 5 理想的な仮想通貨ポートフォリオ
- 6 即売りするエアドロップの特徴
- 7 まとめ
2024年に入り仮想通貨の「エアドロップ」というワード自体が一般的に浸透してきており、LayerZeroのエアドロップがアナウンスされた今2024年がエアドロップにおける全盛期になると言えるでしょう。本稿ではエアドロップをベースに投資資金を得たい仮想通貨投資家向けにエアドロップで得た仮想通貨をそのまま保有すべきか、即時売却すべきかの判断基準及び墨汁うまいが考える戦略についてわかりやすく解説を行います。
運用資金1万ドルでエアドロップを効率良く狙う戦略については墨汁マガジンVol.913「1万ドルを今からzkEVMやL2エアドロップに割く場合の戦略を考える」を参照してください。
エアドロップを投資資金へ回す?
仮想通貨におけるエアドロップはVC(ベンチャー・キャピタル)などの投資家や開発を行うプロジェクト、仮想通貨投資家にとって重要なイベントとなっており、各自にインセンティブがあることからも2023年から2024年のメインストリーム担ったと言えるでしょう。
エアドロップは適切な戦略を持って狙うことで、投入できる資金力が1万ドルからでも十分なリターンを狙うことができ、それらのエアドロップされた仮想通貨を売却して上昇トレンドにおけるキャピタルゲイン、つまり投資リターンを得ることも可能です。
例えば1万ドルを分散してエアドロップを狙った場合
エアドロップA:200ドル
エアドロップB:500ドル
エアドロップC:500ドル
エアドロップD:600ドル
エアドロップE:1000ドル
のように合計で2800ドルを得れば、これだけで運用資金の28%のリターンになります。これらを全て売却してキャピタルゲインを狙う投資に割くことも、そのまま保有してよりエアドロップ以上のキャピタルゲインを狙うことも可能なのです。
つまりエアドロップを狙う行為、「エアドロップファーミング」は仮想通貨投資家において
エアドロップ売却の基準を考える
ではエアドロップをもらった場合を仮定し、売却して他の投資に回す基準についてみていきましょう。
主な基準としては4つあり、
1.資金調達額が多いのか
2.