- 1 1万ドルを運用資金として考えるべきこと
- 2 どのエアドロップにも共通するルール
- 3 資金を割く割合
- 4 ブリッジのエアドロップは要注意
- 5 具体的なエアドロップ資金分散を考える
- 6 主なエアドロップファーミングの戦略
- 7 より資金効率を上げる戦略
- 8 まとめ
仮想通貨(暗号資産)におけるエアドロップは2020年からのDeFiブームから加速していき、現在はzkEVMやOP Stack採用のL2のローンチムーブから2023年から2024年にかけて連続した高額エアドロップが期待できるでしょう。
一方で資金を効率的にエアドロップに割くことを考える必要があり、今から高額エアドロップを狙うために1万ドルを割くと考えると選択肢が多すぎるとも言えます。本稿では1万ドルをどのように効率的にエアドロップ獲得に割くべきかの戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
資金を割くべきエアドロップの探し方については墨汁マガジンVol.871「イーサリアムzkEVMなどのL2で高額エアドロップを探す手法とは?資金を割くべきL2を探す」を参照してください。
1万ドルを運用資金として考えるべきこと
今から新規で高額エアドロップを狙いたいと仮定し、自分が割くことができる資金を1万(約150万円)ドルであると仮定します。
この時悩むであろう点としては
「どのように資金を割いて運用すれば最大効率でエアドロップを獲得できるのか?」
という点でしょう。
主な選択肢としては
1.1万ドルを一つのチェーンまたはプロジェクトに集中
2.複数に分割して出来高は少なくなるが複数エアドロップを狙う
という2点です。
墨汁うまいの戦略としては2の複数のエアドロップを狙い、資金を分散させる方法がベストであると考えており、戦略的に行えば上位を目指すことは十分可能となるためです。そのため資金に余裕がある場合はシビルで狙うことも可能ですが、資金に限りがある場合はメインアカウントで分散する作戦がベストでしょう。
Starknetで上位1%を目指す方法については墨汁マガジンVol.896「今から間に合うStarknet”のSTRKエアドロップで上位1%に入る方法」を参照してください。
どのエアドロップにも共通するルール
zkEVMやLayerZero、Orbiter Financeなどの次世代プロジェクトにおけるエアドロップでは、これまでのエアドロップと異なりシビルチェックの項目がより厳しくなり、脚切りがされると考えられます。
考えられる条件としては
1.ETH