目次
- 1 岸田ショックで日経平均下落
- 2 岸田ショックのビットコイン影響
- 3 ビットコイン相場の重要な期間へ突入
- 4 ビットコイン相場への影響
- 5 イーサリアムはビットコインをフォロー
ビットコインはヘッジ需要で4月最高値にアプローチ。イーサリアムはL2流入などが安定しており、ビットコインのトレンドをフォロー
岸田ショックで日経平均下落
2021年9月29日、自民党総裁選が行われ2021年10月4日、岸田 文雄氏が第100代内閣総理大臣に指名されました。本来日本のような小国の政治はほとんど金融相場に影響を与えず、アメリカの経済に影響されて動くため、ドル円以外はほとんど無視していいと言えます。一方で
「株やFXの分離課税の増税」
という点が注目されています。
消費税については10年は増税しないとの見方を示している一方、税収の増加を目的として投資家へ高い負担を強いることとなることから日経平均が総裁選前は3万円で1989年バブル水準まで回復していたのに対し、約2500円を下げる大きな下落となったのです。
法人税の税率は資本金などによって異なりますが、実効税率は21.366~33.583%の範囲となっています。個人の場合は分離課税であるため、年収が高くて所得の課税率が高かったとしても一律で20.315%となっており、大幅に安くて有利であることがわかるでしょう。
これらのことから金融所得の増税を行われるまえに約30年ぶりのバブル水準の日経平均価格となったことから、利食いによる売りが岸田ショックとして現れたということになるのです。
岸田ショックのビットコイン影響
では岸田ショックのビットコインへの影響を見てみましょう。まず岸田ショックで重要となるのは
「日経平均だけでなく