目次
- 1 VanEck現物ビットコインETF否決
- 2 現物ビットコインETFの承認はいつになるのか?
- 3 ビットコイン相場は年末にかけての準備
- 4 今注目するETH指標は?
- 5 注意が必要なETH指標
- 6 イーサリアムの今後と戦略
ビットコインは市場最高値を更に更新して780万円を記録。イーサリアムは需要が継続しており価格の安定へ
VanEck現物ビットコインETF否決
VanEckとはゴールドETFの老舗ファンドであり、米国発のビットコインETFであるProSharesと並んでビットコイン先物をベースとしたビットコインETFの承認を受けたことで再度話題となりました。VanEckはSECはProSharesと異なり、現物に投資するビットコインETFを2018~2019年にかけて申請しており、先物ベースのビットコインETFを承認するというリークに合わせて”別途”ビットコインETFを申請していたのです。
VanEckのビットコインETFは
VanEck Bitcoin Trust = ビットコイン現物
Bitcoin Strategy ETF = ビットコイン先物
の2つであり、否決されたのが前者で承認されたのが後者となっています。
出典:SEC – VanEckの現物ビットコインETF上場の否決
ビットコイン先物ベースのビットコインETFの仕組みについては墨汁マガジンVol.618「ビットコイン先物ETFの仕組み ProSharesビットコインETFを利用する際の高いリスク」を参照してください。
現物ビットコインETFの承認はいつになるのか?
今回のVanEckの現物ビットコインETFの否決はビットコイン価格への影響は0でした。なぜ影響を与えなかったかというと