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墨汁マガジンVol.618「ビットコイン先物ETFの仕組み ProSharesビットコインETFを利用する際の高いリスク」

SECは米国初のビットコインETFであるProShares Bitcoin Strategy ETFを承認した一方、ウィンクルボス兄弟やVanEckなどが上場申請してきたビットコインETFとは異なるビットコイン先物ベースの”ビットコイン先物ETF”となっています。このビットコイン先物をベースにしたETFには現物ビットコインをベースとしたETFとは異なり大きなリスクが存在するのです。本稿ではビットコイン先物ベースのビットコインETFがなぜリスクが高いのかを実例を元に詳しく解説を行います。

ビットコインETFの利点については墨汁マガジン「SEC ビットコインETF承認 ビットコインETFがなぜ重要しされるのか?」を参照してください。

 

ProShares Bitcoin Strategy ETFとは?

ProShares Bitcoin Strategy ETFとは米国初のSECから承認された仮想通貨ETFであり、ビットコインETF初の事例となるファンドで、ProSharesはProFunds Groupが提供する投資信託であり、2021年7月時点のAUMは580億ドルを誇っています。

ProShraresが提供するETFは主にインバース型ETF(ベア)である”Short ProShares”やレバレッジ型ETF(ブル)である”Ultra ProShares”などがあり、140以上のETFを提供していることで有名です。また米株インデックスのS&P500の2倍レバレッジとなるUltra S&P 500(ティッカー:SSO)が有名所でしょう。

ProFunds Groupは1997年に10万ドルの資本金で設立されインバース(ベア)型ETFを1997年にローンチ、2006年に同ファンド初のインバース型ETFが承認されたという歴史を持ちます。

 

ビットコイン先物ETFの問題点

ProShares Bitcoin Strategy ETFはビットコイン先物をベースにしたビットコイン”先物”ETFです。

つまり

 

「ProShares Bitcoin Strategy ETFはビットコイン先物の価格をトラックするETF」

 

ということになります。ここで問題となるのはビットコイン現物ではなく、”ビットコイン先物”であるという点です。

ビットコイン先物の問題は

 

「ビットコイン現物と異なり

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