- 1 ビットコインETFの解説一覧
- 2 グレースケールビットコイントラストとは?
- 3 グレースケールビットコイントラストの仕組み
- 4 グレースケールビットコイントラストとビットコインETFの違い
- 5 GBTCのチャート
- 6 まとめ
グレースケール(Grayscale)のビットコイントラストとは、2017年にSegWit2xによるビットコインネットワークへのブライブアタックを行ったDCGの子会社のビットコイン投資信託です。グレースケールビットコイントラストの株価(GBTC)が上昇し、AUM(運用資産残高)が26億ドルに到達し話題となっています。
グレースケールのビットコインの影響を理解するには、グレースケールビットトラストの仕組みを理解する必要があります。本稿ではグレースケールビットコイントラストの仕組みとETFとの違いについて図解で解説を行います。
ビットコインETFの解説一覧
Vol.287「ビットコインETFの仕組みと図解 VanEck SolidXのBTFとは?」
Vol.444「グレースケールビットコイントラスト(GBTC)の仕組み Pt.1 ビットコインETFとの違い」
Vol.450「ビットコインETFの仕組みと図解 VanEck SolidXのBTFとは?」
Vol.452「ビットコインETFはどうすればSECは承認するのか?」
Vol.617「SEC ビットコインETF承認 ビットコインETFがなぜ重要しされるのか?」
グレースケールビットコイントラストとは?
グレースケールビットコイントラストは、2013年9月25日に設立した投資信託で、ETFとは異なり上場投資信託ではないためOTC市場で取引されています。
グレースケールビットコイントラストはビットコイン価格の変動を指数とし、そのパフォーマンスに連動を目指す投資信託です。このビットコイン価格の指数(インデックス)はTradeBlockにより提供されており、インデックス構成取引所は
Coinbase Pro
Kraken
LMAX Digital
Bitstamp
の4取引所から算出されています。
出典:https://tradeblock.com/markets/index
ここでのポイントは