- 1 ビットコインETFの解説一覧
- 2 SEC ProSharesビットコインETFを承認
- 3 ビットコインETFの利点
- 4 ビットコイン保有というハードル
- 5 GBTCの問題点
- 6 まとめ
SECは米国初のビットコインETFとなる”ProShares Bitcoin Strategy ETF”を2021年10月16日に承認、2013年から多くのファンドがビットコインETFを申請していたものの、SECは約8年に渡って否決してきた長い歴史があります。本稿では今回の米国初のビットコインETF承認に伴うビットコインの今後の影響について詳しく解説を行います。
ビットコインETFの解説一覧
Vol.287「ビットコインETFの仕組みと図解 VanEck SolidXのBTFとは?」
Vol.444「グレースケールビットコイントラスト(GBTC)の仕組み Pt.1 ビットコインETFとの違い」
Vol.450「ビットコインETFの仕組みと図解 VanEck SolidXのBTFとは?」
Vol.452「ビットコインETFはどうすればSECは承認するのか?」
Vol.617「SEC ビットコインETF承認 ビットコインETFがなぜ重要しされるのか?」
SEC ProSharesビットコインETFを承認
SECのEdgerに記載された内容によると、ProSharesが申請していたビットコイン先物をベースにしたProShares Bitcoin Strategy ETFを承認。ProSharesのビットコインETFのティッカーは$BTIOとなっており、信託手数料は0.95%となっています。
出典:SEC Edger – ProSharesビットコインETF承認
2017年にウィンクルボス兄弟のビットコインETFをSECが否決した際、ビットコイン先物取引の重要性を強調しており最近になってビットコイン先物ベースのビットコインETFであればSECが承認する可能性があるとリークされていました。またビットコインアンチで有名なBloombergはビットコインETF承認前日に「承認が目前である」と報道しており、飛ばしではなかったことがわかります。
ビットコインETFの利点
ビットコインETFには何点かの利点があります。主な利点として
1.仮想通貨ではなく証券
2.ビットコイン