目次
- 1 オミクロン株懸念のビットコイン下落
- 2 第二のコロナショックとなるのか?
- 3 市場全体から見る結論
- 4 ビットコイン年末相場への影響
- 5 反発上昇しているイーサリアム相場は注意
- 6 イーサリアム相場のポイント
ビットコインは新型コロナウイルスのオミクロン株の発生により一時70万円下落。イーサリアムはEIP-1559により100万ETHのバーン(焼却)に到達。
オミクロン株懸念のビットコイン下落
11月26日ビットコインは600万円後半を推移していたものの、南アフリカで発生した新型コロナの変異株である「オミクロン株」による懸念による煽りを受けて約70万円の下落を記録しました。新型コロナウィルスの影響によって金融市場が動くのは2020年2~3月のコロナショック以来約2年ぶりであり、現在は下落分は取り戻せていませんが、価格は安定している状態です。
オミクロン株の懸念理由は
「その感染力の強さと拡大速度の速さ」
です。
今までもデルタ株などの変異株が猛威を振るっていましたが、オミクロン株の場合は1週間足らずでヨーロッパ先進国で検出され、12月1日には日本国内で既に2例目が発見されており、感染力の強さを示しています。また事実確認はできていないものの、廊下を挟んだ向かいの部屋での感染報告もされており、空気感染の可能性も視野に入っていることから第二のコロナショック警戒が投資家の頭にあると言えるでしょう。
第二のコロナショックとなるのか?
ではこのオミクロン株は第二のコロナショックとなるのかについて、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨含む金融市場全体と指標からテクニカル分析してみましょう。
まず重要となるのは
「