目次
- 1 イーサリアム2.0新たなロードマップ
- 2 ETH指標は好調も警戒は継続
- 3 リアルタイム指標から考える
- 4 イーサリアム相場はどうなる?
- 5 年末にかけてのビットコイン相場は要注意
- 6 ビットコインの注意すべきポイント
ビットコインは週明けに下げ止まり約100万円のボラティリティで安定、イーサリアムはDeFiやNFT、ステーキングなどの実需要から強く反発するも全体の影響を受けて下落。
イーサリアム2.0新たなロードマップ
イーサリアム発明者のVitalikはイーサリアム2.0のローンチ1周年記念に伴い、イーサリアムの今後のロードマップ構想を公開しました。イーサリアムが現在使用しているマイニングを破棄し、ETH1とETH2を統合するThe Mergeに掛けて
The Surge:ShardingベースのRollupによるスケーリング
The Verge:Verkle treesでのステートレス
The Purge:State Expiryによるクライアントコスト削減
The Splurge:PBS導入による検閲体制の向上
と大型実装のステップごとに四段階としています。
The Mergeの仕組みについては墨汁マガジンVol.600「図解で理解するイーサリアムのETH1とETH2統合”The Merge” Pt.1 今後の重要実装EIP-3675とは?」を参照してください。
ETH指標は好調も警戒は継続
イーサリアムがロンドンアップデートで実装したEIP-1559により、11月末の時点でイーサリアムがバーン(焼却)したETH数は100万ETHを突破しました。
さらに現在のバーン数は114万ETHを推移しており、イーサリアム市場供給量の1%を目前に到達しようとしています。
これらの指標が好調である一方で注意したいのが
「価格の下落に伴う