目次
- 1 ETFショックでアルトコイン全面安
- 2 割安な仮想通貨を算出する
- 3 算出の計算根拠
- 4 割安仮想通貨の算出計算例
- 5 割安な仮想通貨データ一覧
- 6 補正をセクターで考える
- 7 まとめ
仮想通貨(暗号資産)は夏枯れの影響とETFショックと呼べるイーサリアム(ETH)がリードする急落でアルトコイン全面安となっています。一方で今後のメインストリーム/サブストリームの主要銘柄も軒並み下落しており、再度エントリーチャンスが来ているとも言えるでしょう。
本稿では前回に引き続き暴落したアルトコインの中から割安な銘柄を選定する手法について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
割安な仮想通貨の分析データについては墨汁マガジンVol.1000「【2024年7月最新】アルトコイン暴落による割安仮想通貨銘柄をデータから分析する」を参照してください。
ETFショックでアルトコイン全面安
2024年6月アルトコインは続々と下落を開始し、特にエアドロップでTGEを経た仮想通貨は軒並み下落していることがわかります。
TGE後に妙に強かったLayerZeroの$ZROなども下落しており、特にStarknetのSTRKトークンはわずか2ヶ月でマイナス71%となっています。またzkEVM最大手のzkSyncのZKトークンもSTRKに続く最低パフォーマンスとなっており、マイナス60%となっています。
これほどの下落は仮想通貨(暗号資産)の資産クラス全体としてのトレンドに影響されているものですが、このなかには下落率にかかわらず大幅な割安な銘柄があるといえ、その銘柄が次の100倍銘柄となる可能性が高いといえるでしょう。
ETFショックについては墨汁マガジン「仮想通貨大暴落はイーサリアムETFショックか?データから分析するETH価格への影響」を参照してください。
割安な仮想通貨を算出する
では上記を前提にまた別のアプローチで割安な仮想通貨を算出してみましょう。
今回の手法では特に
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