- 1 Zoraとは?
- 2 Zoraの概要
- 3 Zoraの将来的期待値が高い理由
- 4 NFTマーケットのL2の失敗点
- 5 ZoraのNFTアプローチ
- 6 まとめ
仮想通貨におけるNFTブームは2021年のDeFiブームのあとに来て、NFTバブルとして低迷していきました。ですがこれはあくまでNFTアートのコレクションの価格だけであり、NFTは現在は違う形でイーサリアムエコシステムの中で需要が拡大しています。
本稿では今最も需要が高いNFTプラットフォーム及びマーケットプレイスのZoraの概要と特徴について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。NFTの価値の本質については墨汁マガジンVol.705「NFTアートの画像ダウンロード問題 NFTの本質的価値を理解するとわかる需要の根源とは?」を参照してください。
Zoraとは?
Zora(ゾーラ)とはNFTマーケットプレイスかつNFTの総合プラットフォームのプロジェクトを指し、2023年6月にはイーサリアムL2でありスーパーチェーンを展開するOptimismのOP Stackを活用したL2ネットワークの「Zora Network」に移行しました。
2024年8月ZoraはOP StackのZora Network
・Ethereum
・Arbitrum One
・OP Mainnet
・Base
・Blast
にも別途展開しています。
Zoraの概要
Zoraのプロジェクト及びチェーン概要は下記の様になっています。
チェーン | OPスーパーチェーン |
---|---|
種類 | NFTマーケットプレイス |
コア技術 | OP Stack |
創設年 | 2020年 |
メインネットローンチ | 2023年6月21日 |
資金調達額 | 6260万ドル(約92.2億円) |
公式X(Twitter) | @ourZORA |
トークン | TBA |
ガス | $ETH |
Zoraの将来的期待値が高い理由
ではZoraの将来的期待値が高い理由についてみていきましょう。Zoraは2024年末にはエアドロップをするとされていますが、重要となるのはZoraがNFTプラットフォームの中でも最も将来的期待値が高いという点です。
というのもNFTバブルというのは上記でみたようにあくまでNFTコレクションに対する投機が集中しただけであり、NFT自体はただのトークン規格です。
NFTには多くのユースケースがあり例えば
1.NFTアートのコレクション
2.