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墨汁マガジンVol.489「イールドファーミングの問題とNothing at Stake UNIやCRVなどはなぜ下がる?」

目次
  • 1 DeFi銘柄ガバナンストークンの下落
  • 2 Nothing at Stake
  • 3 イールドファーミングの問題
  • 4 CRVやUNIが売られ続ける理由
  • 5 DeFi銘柄の高い相関性
  • 6 まとめ

UniswapのUNIやCurveのCRVのようなガバナンストークンは、DeFiブームでガス代が高騰していたときと比較して大幅な下落を記録しています。今後ガバナンストークンの価格はどうなるのかについて、ファンダメンタルから詳しく解説を行います。

UniswapのガバナンストークンUNIについては墨汁マガジンVol.481「Uniswapの$UNIイールドファーミングのAPY(年利)と条件」を参照してください。

DeFi銘柄ガバナンストークンの下落

イールドファーミングのDeFi銘柄では、コントラクト内へのトークンロック総額や、流動性の高さは依然としてUniswapがトップであり、CurveにはWBTCやrenBTCのようなビットコイン系ではトッププールとなっています。UNIはガバナンストークンのイールドファーミングとしてはローンチが遅く、Uniswap上場後には2ドルをつけたのちに8.5ドルまで高騰しました。

ですが現在は両方とも下落を続けており、一時回復していた価格帯から比較してもUNIは55%、CRVにいたっては約70%まで下落していることがわかるでしょう。

 

 

Nothing at Stake

まずこれらのガバナンストークンの下落の大きな理由としてNothing at Stakeが大きいです。Nothing at Stakeは

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