目次
- 1 テスラ社ビットコインを損切り
- 2 テスラ社のビットコイン売却の真意は?
- 3 ビットコインとの相互関係
- 4 ビットコインを大量保有する企業一覧
- 5 ビットコイン市場への大きな影響
- 6 まとめ
ビットコインとDogecoinで有名なイーロン・マスクは、テスラ社が2021年に投資したビットコインを売却したことを発表。2022年第2四半期の末に売却したということから、大きな損切りとなったことになるでしょう。本稿ではテスラ社のビットコイン損切りの真意と今後のビットコイン相場の影響について詳しく解説を行います。
テスラのビットコイン投資及び米株と仮想通貨の相関や影響については墨汁マガジンVol.525「テスラのビットコイン投資で変わるビットコイン相場 市場への長期的影響とは?」を参照してください。
テスラ社ビットコインを損切り
イーロン・マスク率いる米テスラ社によると、
「保有しているビットコインの75%でフィアット(ドル)を購入した」
と発表。
テスラ社は2021年2月、約15億ドル相当のビットコインを購入したと発表しました。テスラ社のビットコイン保有額は42902BTCで、この75%つまり32176BTCが売却されたことになるということです。第2四半期の後半に売却したということで6月の中旬であると仮定しても、最低で損失額は3.4億ドル現在の日本円にして469億円に上る損失を計上したことになるでしょう。
テスラ社のビットコイン売却の真意は?
イーロン・マスク氏によると、
「新型コロナウィルスによる中国のロックダウンの影響に伴い、コロナウィルスの影響がどこまで続くかわからないためにキャッシュを確保した」
とロイターの報道では主な理由としています。
これらは建前であり、真意としては
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