- 1 エアドロップを狙うべき種類は3つ
- 2 zkSync
- 2.1 zkSync Era概要
- 2.2 zkSyncエアドロップ次期の予測
- 3 Linea
- 3.1 Lineaの概要
- 4 Lineaのエアドロップ次期予測
- 5 Polygon zkEVM
- 5.1 Polygon zkEVMの概要
- 6 Scroll
- 6.1 Scrollの概要
- 7 Taiko
- 7.1 Taikoの概要
- 7.2 Taikoのエアドロップ時期予測
- 8 Starknet(CarioVM)
- 8.1 Starknetの概要
- 9 Starknetのエアドロップ時期予測
- 10 zkEVMの情報一覧表
- 11 zkEVMのエアドロファーミングの優先順位
- 12 まとめ
2023年は仮想通貨においてイーサリアムL2の黎明期を脱した移行期であるといえ、それに伴いエアドロップのタスクが尋常でないほど多い状態が続いています。これは専業であっても全てを最大数のエアドロップ獲得は不可能なレベルであり、優先順位をつけて取捨選択する必要があるでしょう。
本稿ではL2及びブリッジにおけるエアドロップタスクを優先的にこなすべきプロジェクトについて、仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
エアドロップを狙うべき種類は3つ
現在のL2がOP Stackなどを介して乱立している状態において、主にエアドロップが期待できるプロジェクトは下記種類に分類することができます。
・L1チェーン
・L2チェーン
・zkEVMチェーン
・ブリッジプロジェクト
・zkEVM上のDeFi
・NFTマーケットプレイス
の6つと言えるでしょう。
ここで基本的に対象としなくていいのは、L1とDeFi及びNFTで、前者は既に次期Solanaと言われてパンプが試みられているAPTやSUIのようなMOVEチェーンがあること、Rollupの時代に2017年の繰り返しをしている点などが理由です。またDeFiやNFTはあくまでブリッジ先をディスティネーションチェーンとしてみた際に終着点として考えるべきであり、基本的にはzkEVMやL2の利用ついで程度で考えるほどで十分だからです。
従って比較的資金調達が大きくなりやすいL2及びzkEVM、LayerZeroが代表するブリッジプロジェクトに資金を集中すべきであるということです。
zkSync
zkSyncはzkEVM最大手であり、2023年10月現在もっともエアドロップが待ち望まれているといえるでしょう。
zkSync Era概要
主な概要としては
ローンチ:2023年3月24日
資金調達:2.58億ドル
TVL:4.63億ドル
となっており、言わずともしれたzkEVMで最も高額エアドロップが期待できるプロジェクトです。zkSync Eraの優先順位は今からでもトランザクション実績を積むべきであり、3月ローンチであることからArbitrumや例から1~2年経過後にエアドロップを発表する可能性が高いためです。