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墨汁マガジンVol.922「図解で理解する話題のイーサリアムL2″Blast”の問題点とは?」

目次
  • 1 新規イーサリアムL2の”Blast”とは?
  • 2 Blastが人気な理由
  • 3 Blastの問題点
  • 4 ネィティブイールドという幻想
  • 5 Rollupの定義
  • 6 投資家の批判
  • 7 まとめ

イーサリアムの新たなL2でNFTマーケットプレイスのBlurが開発を行う「Blast(ブラスト)」が非常に話題となっている一方、大きな問題点を抱えていると言えるでしょう。本稿ではBlurチームが開発を行うBlastの概要と問題点について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

 

新規イーサリアムL2の”Blast”とは?

NFTマーケットプレイスのBlurが開発を行う新規L2のBlast(ブラスト)が話題となっており、ローンチからわずか1日で1億ドル近いTVLを獲得し2023年12月現在で6.5億ドルものTVLを獲得して話題となっています。

出典:DeFiLlama – 新規イーサリアムL2”Blast”のTVL推移

 

イーサリアムL2のBlastの概要は下記の通りとなっています。

 

開発元Blur
チェーンL2
αローンチ2023年11月20日
メインネットローンチ2024年2月予定
資金調達額2000万ドル
公式X(Twitter)@Blast_L2

現在Blastはアーリーアクセスとなっており、イーサリアムメインネットローンチはしているもののBlast L2としてのメインネットローンチは2024年2月を予定しているのです。

 

Blastが人気な理由

Blastが話題を集めている理由としては

 

1.Blastに入金することでネィティブ報酬がある

2.招待コード(Invite Code)でエアドロップを獲得

 

という2点でユーザーを集めていることが理由です。

 

出典:Blast – アーリーアクセスの招待コードとエアドロップ

 

Blastの問題点

ですがここでの問題としては

 

「アーリーアクセス

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