目次
- 1 新規イーサリアムL2の”Blast”とは?
- 2 Blastが人気な理由
- 3 Blastの問題点
- 4 ネィティブイールドという幻想
- 5 Rollupの定義
- 6 投資家の批判
- 7 まとめ
イーサリアムの新たなL2でNFTマーケットプレイスのBlurが開発を行う「Blast(ブラスト)」が非常に話題となっている一方、大きな問題点を抱えていると言えるでしょう。本稿ではBlurチームが開発を行うBlastの概要と問題点について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
新規イーサリアムL2の”Blast”とは?
NFTマーケットプレイスのBlurが開発を行う新規L2のBlast(ブラスト)が話題となっており、ローンチからわずか1日で1億ドル近いTVLを獲得し2023年12月現在で6.5億ドルものTVLを獲得して話題となっています。
出典:DeFiLlama – 新規イーサリアムL2”Blast”のTVL推移
イーサリアムL2のBlastの概要は下記の通りとなっています。
開発元 | Blur |
チェーン | L2 |
αローンチ | 2023年11月20日 |
メインネットローンチ | 2024年2月予定 |
資金調達額 | 2000万ドル |
公式X(Twitter) | @Blast_L2 |
現在Blastはアーリーアクセスとなっており、イーサリアムメインネットローンチはしているもののBlast L2としてのメインネットローンチは2024年2月を予定しているのです。
Blastが人気な理由
Blastが話題を集めている理由としては
1.Blastに入金することでネィティブ報酬がある
2.招待コード(Invite Code)でエアドロップを獲得
という2点でユーザーを集めていることが理由です。
出典:Blast – アーリーアクセスの招待コードとエアドロップ
Blastの問題点
ですがここでの問題としては
「アーリーアクセス