- 1 StarknetのSTRK配布第二弾
- 2 StarknetのDeFi Spring開始
- 3 続Starknetのエアドロップ戦略
- 4 レバレッジファーミング
- 5 具体的なエアドロップ戦略
- 6 Starknetにおける要注意点
- 7 まとめ
エアドロップが確定したイーサリアムのL2であるStarknetは、第二弾と言える”DeFi Spring”を2024年2月より開始しました。本稿ではStarknetのSTRKトークンエアドロップ後にDeFiやNFTのエアドロップファーミングを続ける際の戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
StarknetのSTRKトークンエアドロップがClaim(発行)できない場合はリサーチレポート「【非エンジニア向け】HeavyLoadで発行できないエアドロップされたSTRKトークンを発行するやり方」を参照してください。
StarknetのSTRK配布第二弾
StaknetはガバナンストークンであるSTRKトークンをエアドロップの第一弾として発行数全体の約5.86%となる5.86億STRKを割り当てました。
ですがStarknetのトークノミクスではエアドロップ(Provisions)を9%と割当しており、残りの3.24%は今後のStarknetのDeFiやNFTを利用するユーザーに対して付与するため、
「Starknet自体のエアドロップファーミングは終了したが、STRKトークンを得つつ追加のエアドロップを得ることができる」
ということになります。
StarknetのDeFi Spring開始
このSTRKトークンは主要なStarknet上のDeFiプロジェクトに割り当てられており、3月中旬から順次各DeFiプロジェクトがSTRKトークンをインセンティブとして割当ています。
基本的に各プロジェクト4000万STRKが割当られており、流動性提供やスワップ等で対象となります。ですがこれらのSTRK報酬は即時の付与ではなく、キャンペーン期間中に利用していることで得られるという点に注意が必要でしょう。
DeFi Springは2024年2月22日から開始し、各DeFiのセクターごとに順次開始されることになっています。
出典:X(旧Twitter) – Starknet FoundationによるDeFi Spring
StarknetのDeFiやNFTプロジェクトの一覧についてはリサーチレポート「イーサリアムL2「zkSync/Starknet」のエアドロップ獲得チェック項目」を参照してください。
続Starknetのエアドロップ戦略
ではこれらのDeFi Springを前提に、Starknetにおける続エアドロップ獲得戦略をみていきましょう。
まずSTRKトークンをエアドロップされた場合にはガス以外の資金すべてを抜き、zkEVMなどに分配してもいいでしょう。既に墨汁うまいはエアドロップ確定の2023年12月時点で資金を抜いています。
今後のエアドロップ獲得戦略は主に下記2つが主軸となり、
1.STRKトークン