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墨汁マガジンVol.1209「EMA(指数平滑移動平均線)とボリンジャーバンドから読む市場心理の変化」

目次
  • 1 ボリンジャーバンドとは?
  • 2 ボリンジャーバンドの名称
  • 3 ボリンジャーバンドを真に理解する
  • 4 ボリンジャーバンドの応用
  • 5 心理変化を読み取る条件付け
  • 6 実例からみるフェイクアウトと本需要
  • 7 まとめ

テクニカル分析において、長期トレンドを読むためにはEMAの特性を理解し、なぜEMAが示す動きが重要なのかを理解することで強い武器になります。これに組み合わせるテクニカル分析のインジケーターとしてはボリンジャーバンド(BB)を墨汁うまいは推奨しており、そこには明確なバックグラウンドがあるのです。

本稿ではボリンジャーバンドがなぜテクニカル分析で重要となり、普通のボリンジャーバンドの使い方が間違いなのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。EMAについては墨汁マガジンVol.1139「EMA(指数平滑移動平均線)とは?テクニカル分析におけるEMAの重要性を理解する」を参照してください。

 

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドとは1980年代に金融アナリストである「 John Bollinger(ジョン・ボリンジャー)」 氏によって提唱された

 

「20日の単純移動平均線(SMA=Simple Moving Average)を基準とし、アッパーバンドとローワーバンドから売られすぎや買われすぎを判断するテクニカル分析のインジケーター」

 

として知られています。

ボリンジャーバンドの名称

中央がボリンジャーバンド基準線であり、この基準線をベースにして上がアッパーバンド、下がローワーバンドといいます。

 

 

このアッパーバンドとローワーバンドは価格が大きく動いた時にボリンジャーバンド基準線から広がり、下記チャートのようにボラティリティの大きさによって変動するというのが大きな特徴です。

これを利用して買われすぎや売られすぎなどを判断するインジケーターですが、これらを利用してもトレードに勝てるほどテクニカル分析は甘くないのが現実です。

 

 

ボリンジャーバンドを真に理解する

一方でボリンジャーバンドは重要なインジケーターであり、テクニカル分析で重要となるのは

 

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