- 1 LINEAのトークノミクスをついに発表
- 2 シーケンサー報酬のETHでLINEAを買戻し
- 3 データから見るLINEA買戻しの影響
- 4 LINEA価格の予測
- 5 エアドロップ割当相当額を算出する
- 6 LINEAは売るべきか?
- 7 まとめ
イーサリアムL2でzkEVMである「Linea(リネア)」はついにLINEAトークンのエアドロップにおけるトークノミクスを発表しました。本稿ではLINEAトークノミクスから見る価格予想とLINEAトークンを売るべきかについてプロジェクトのzkEVMとしての将来性をベースに仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
zkEVMの技術的な将来性とProverについては墨汁マガジンVol.1126「【図解】イーサリアムの「zkVMs」とは?Proverの加速がもたらすイーサリアムの未来」を参照してください。
LINEAのトークノミクスをついに発表
イーサリアムのzkEVMですでにメインネットローンチから2年経過しているConsensys開発のLineaはついにLINEAトークンのトークノミクスを発表しました。
テストネット及びメインネットローンチ後のタスクをこなした初期貢献者(Early Contributer)へのLINEAトークン割当は決まっており、10%のうち9%となっています。LXP-LはSharpLink Gaming($SBET)やEigenLayer、ENSなどが行うコンソーシアムで75%のうちから別途割当されることになっているのです。
すなわちTGEでのエアドロップは俗にいうクソ泥の10%以下ではなく、zkSyncばりの1000万円級に相場も合わせるとなる可能性があるということを示唆しています。
シーケンサー報酬のETHでLINEAを買戻し
またLineaはイーサリアム上のzk-Rollup(zkEVM)であるため、トランザクションを処理するのにシーケンサーが必要であり、そのシーケンサー報酬を
20%:ETHバーン(焼却)
80%:ETHでLINEAを買戻してバーン
すると発表しています。
すなわちTGEでガバナンストークン自体のユーティリティ問題を抱えており、LayerZeroのようなZROトークンのユーティリティは半年に一回LayerZero財団が決めるガバナンスへの投票などの例と比較するとBuyBack(買戻し)が前提となっているのは大きいと言えるでしょう。
データから見るLINEA買戻しの影響
この影響は