- 1 イーサリアムL2のBaseチェーンが$BASEトークン発行へ
- 2 BASEトークンのTGEはいつ?
- 3 Baseチェーン概要
- 4 Baseのエアドロップ戦略
- 5 Baseのエアドロップは間に合うのか?
- 6 10個のBaseエアドロップ獲得の追い込み戦略
- 7 NFTの対策
- 8 シビル対策はLinea方式が有効
- 9 他のエアドロップに採用されていない穴場となり得るもの
- 10 まとめ
イーサリアムL2でOP Stack採用の「Baseチェーン」はローンチから約2年間トークン発行を予定がないとしていた一方、$BASEトークンの発行とエアドロップについて言及しており、2025年内にはTGEする可能性が高まっています。
本稿ではイーサリアムL2としては大本命となるBaseチェーンのエアドロップ駆け込み戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。BASEトークンとコインベース株の違いについては墨汁マガジンVol.920「コインベースがBASEトークンを発行した場合の”COIN株”との違いは?」を参照してください。
イーサリアムL2のBaseチェーンが$BASEトークン発行へ
イーサリアムL2でOptimismが提供するOP Stackを採用しているBaseチェーンが$BASEトークンを発行する予定となっており、直近ではBASEトークンのエアドロップ煽りが加速しています。
このBaseチェーンはいわゆる仮想通貨取引所チェーンであり、クラーケン(Kraken)同様にコインベース(Coinbase)が開発しているイーサリアムL2です。コインベースはこのBaseチェーンのシーケンサー収益と別途ETHを「イーサリアム準備金」として採用しており、イーサリアムと密接な関係にあるといえるでしょう。
そんなBaseが2025年10月に入って「トークン&ガバナンスのリサーチ専門家」を募集していることが判明したのです。
内容としては
・トークン及びガバナンス設計
・リサーチ及びトークン設計の分析
・ガバナンスシステムを運用可能にする
・コミュニティの教育
・法的かつリスク管理の共同
を行うというものです。
BASEトークンのTGEはいつ?
さらにBase公式X(旧Twitter)がエアドロップを煽る投稿をしていることを考慮するとTGEは目前に迫っていると考えられるでしょう。ガバナンスとトークン設計をこれから行うということは早ければ2025年内にエアドロップがアナウンスされ、2026年初旬頃がArbitrumのARBトークンもTGEだったことから可能性が高いと考えられます。
Baseチェーン概要
項目 | プロジェクト詳細 |
---|---|
開発元 | コインベース |
公式X(Twitter) | @base |
資金調達額 | 5.742億ドル(コインベース) |
メインネットローンチ | 2023年8月9日 |
ジェネシスブロック | 2023年6月15日 |
チェーン | イーサリアムL2 |
トークンシンボル | $BASE(TBA) |
チェーンID | 8453 |
関連技術 | OP Stack |
ガス | ETH |
秒間TX(TPS) | 111.3TPS |
最大TPS | 3571TPS |
Baseのエアドロップ戦略
Baseのエアドロップ戦略はLineaなどのポイントプログラムとは異なると考えられ、
「コインベースがイーサリアム