目次
- 1 BitMEXのビットコインINDEX価格の欠点をついた価格操作
- 2 ビットコインの価格操作先行はBitMEXかBitstampか?
- 3 価格操作は長期では無効ビットコインの今後のシナリオ
- 4 まとめ
ビットコインは約10ヶ月ぶりに90万円という価格を回復し、フェイズ3への移行もいよいよ最終段階となってきました。ファンダメンタル上でどうであれ、フェイズ2でのゴールデンクロスが確認された今、テクニカル上では各サポートでの強気のエントリーをおこなっていい段階であると言えます。本稿では予定通りのビットコインのシナリオと、今回のフラッシュクラッシュの原因を軽くさらい、テクニカル分析を行いましょう。
BitMEXのビットコインINDEX価格の欠点をついた価格操作
bitFlyerでまともに取引できなくなり、多くの日本人ユーザーがレバレッジ最大100倍のデリバティブ取引所BitMEXへと移行しました。2017年にはBitMEXのINDEXにはBitfinexが入っていたものの、度重なるテザー不審や、Wells Fargo問題によるフィアット出金停止によるビットコイン高騰などにより、各取引所のINDEXから外されることになります。
これはBitMEXも同様であり、現在はBitstampとCoinbaseの50:50で構成されています。
出典:https://www.bitmex.com/app/seriesGuide/XBT#Price-Index
また、韓国の投機勢に非常に強い支持を受けており、流動性の高さ(2017年は買い板が吹き飛んで全ロスカットになるほど薄かった)から、非常に大きなポジションを持つことができる一方、今回の下落の原因となる価格操作の試みが行われたとされています。実際に確認してみると、