目次
- 1 CboeのビットコインETF(VanEck SolidX)は10月が最終決定
- 2 ビットコインETFの審議結果発表期日
- 3 ビットコインETFが承認される確率
- 3.1 ビットコイン先物
- 3.2 ビットコイン規制
- 4 まとめ
SECは、VanEck SolidXビットコインETFを含む3つのビットコインETFの審議延期を8月13日に発表。これに伴いVanEck SolidXビットコインETFの最終審議期日は10月となりました。本稿では、ビットコインETF上場申請がSECにより承認されるのかどうかについて、前回の2017年3月のウィンクルボス兄弟のビットコインETFと比較してどれだけの確率で承認されるかについて、分析してみましょう。
ビットコインETFの審議及び影響に関する詳しい解説は下記を参照してください。
CboeのビットコインETF(VanEck SolidX)は10月が最終決定
まず抑えておくべきは、VanEck SolidXビットコインETFの最終審議期日です。それ以外のビットコインETFは、基本的に先に承認されないと考えていいため、他のビットコインETFの期日はあまり意識する必要がないでしょう。
特に新規上場申請されていたWilshire PhoenixビットコインETFは、2019年9月29日までの審議ですが、上場申請が2019年の6月に行われたため、最終審議は2020年の2月頃になるので9月末も延期がほぼ確定だからです。対してVanEckは最終審議期間となる240日に近づいているため、今後延長されることはないため10月18日が最終判断の期日となります。
出典:https://www.sec.gov/rules/sro/cboebzx/2019/34-86630.pdf
ビットコインETFの審議結果発表期日
日付については10月18日ですが、2017年3月に否決されたウィンクルボス兄弟の時の例をを確認しておきましょう。まず、10月18日は金曜日ですが、日本時間ではなく