目次
- 1 1933年証券法規則144Aとは?
- 2 ビットコインBTF(ETF)を購入できる対象の機関投資家
- 3 ビットコインBTFの売買方法
- 4 SECがビットコインETFを承認したらどうなるのか?
- 5 まとめ
ビットコインETFとして最も有力候補であったVanEck SolidXのビットコインETFは、WSJの報道によると適格機関投資家に対して9月5日木曜日より販売を開始と報道。一般投資家は対象外であるため、ビットコインETFを自由には売買できないものの、世界で初となるビットコインETFと同様の仕組みをしたBlocker Traded Fund、BTFとなります。
ですが、ビットコインBTFは扱い上ETFとは違うものの、理解しておかないといけない重要なファンダメンタルとなっています。本稿ではVanEckのビットコインBTFの詳細、ビットコインETFがSECに承認されたらどうなるのかなどについて詳しく見ていきましょう。
1933年証券法規則144Aとは?
SECによると、1933年証券法規則144Aは、
「証券の保管期間、売却方法及び一度に売却できる金額などの複数の条件を満たしている場合、SECの審議を免除できる」
としています。VanEck SolidXのビットコインETFはSECにより現在も審議されている一方、VanEckは上記の条件を満たして一部の適格機関投資家に対してのビットコインBTFの売買を提供するということです。このビットコインBTFは、