目次
- 1 ビットコインの本質的価値とはなにか?
- 2 ビットコインの本質的価値を計るには?
- 3 ビットコインの”分散合意”
- 4 価値の源泉は需要で決まる
- 5 まとめ
ビットコインに限らず、株式や商品の長期的な投資には本質的価値というものが重要な考え方になっていきます。これらの本質的な価値は例えば土地であったり、なにかしらの商品であったりは客観的または企業による評価を行うことができるでしょう。対してビットコインの本質的な価値の評価は非常に難しく、ビットコイン投資家やトレーダーにとって最も重要な指標であるものの、技術的な難しさから評価していない傾向にあります。
本稿ではスキャルピングでは考えないビットコインの本質的価値の評価について解説を行います。ビットコインのスキャルピングを推奨しない理由については墨汁マガジンVol.401「ビットコインのスキャルピングをやめて中〜長期トレードに移行した理由」を参照してください。
ビットコインの本質的価値とはなにか?
まず本質的な価値とはなんでしょうか?ビットコイン価格はマーケットでトレードされ、24時間365日、細かく見れば1分1秒と変化しています。この価格を決めるのは需要と供給であり、価格の上昇は供給不足、価格の下落は供給過多で決まります。ですが本質的な価値においては
”その資産そのもののなくなることのない価値”
を示し、ビットコインの中長期のトレードにおいて、この本質的価値をベースにトレードを行うことが、最大の利益を生む利大損小のトレードとなります。
この本質的価値は株価や商品、その他多くの投資商品も持つ最も重要な指標であり、投資する際にはこの本質的価値を上回っているか、または下回っているかを評価し、売買することが投資における大事な戦略となります。
テクニカル分析とこの本質的価値な価値の評価を総合して評価し、エントリーすることで非常に高い利益率を出すことが可能となるのです。
ビットコインの本質的価値を計るには?
では如何にしてビットコインの本質的価値を計るかというと