目次
- 1 仮想通貨エコシステムの変化
- 2 リスク・リターン
- 3 スキャルピングの利点
- 4 リスク>リターン
- 5 スキャルピング自体の欠点を理解し、短期で取引するには?
- 6 まとめ
墨汁うまいは2016年からbitFlyer FXのビットコインCFDでスキャルピング~デイトレを中心にトレードしていました。ですが2018年から現在はスイング~長期とトレードスタイルを変更し、独自のトレードスタイルを確立しています。本稿では墨汁うまいがなぜビットコインのスキャルピングをやめたのか、4年間仮想通貨相場に携わってどのようにトレード戦略を変更したのかについて解説を行います。
トレード戦略についてはテクニカル分析講座Vol.3「ビットコインやアルトコイン市場のトレンドの考え方」から参照してください
仮想通貨エコシステムの変化
まず注目すべきは2016年と2020年現在の仮想通貨エコシステムの大幅な変化です。当時仮想通貨交換業の規定などはなく、国内では主要アルトコインはイーサリアムくらいであり、アルトコインを売買するにはPoloniexを使用するしか選択肢はありませんでした。
略歴で見ると下記のような形となります。
2016年中旬:bitFlyerがETHを上場
2016年末:コインチェックがアルトコイン上場開始
2017年初旬:ビットコイン10万円回復
2017年中旬:取引所スケーリング問題
2018年初旬:BitMEXに日本人移動
2019年:レバレッジ規制
このようにエコシステムが変化し、需要が爆発した結果