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墨汁マガジンVol.406「ETH2トパーズテストネットから分析する最新バリデータコスト」

イーサリアム2.0(ETH2)は、コードの監査やPrismatic Labsのトパーズテストネットのローンチにより2020年内のローンチの最終調整段階となっています。本稿では、最新のトパーズテストネットでのバリデータスペック要求から、ETH2のバリデータコストについて算出、詳しく解説を行います。

イーサリアム2.0のLeast AuthorityによるBeacon Chainの監査については墨汁マガジンVol.398「ETH2バリデータのプロポーザーとアテスター フォークチョイスルールによる合意形成の仕組み」を参照してください

 

ETH2トパーズテストネット

トパーズテストイーサリアム2.0フェイズ0の監査後、バグが修正されてリリースされたProduction Readyとなるv0.11.1の仕様を実装。さらに3.2ETHだったステーキング要求をメインネットと同様の32ETHとしており、よりETH2のレガシーチェーン上のローンチと近い条件でのテストとなります。

*トパーズテストはイーサリアムPoAのGoerliテストネット上のチェーンであり、ステーキングするのは売買価値のないテストネットEtherです。メインネットのETHをデポジットしない様に注意してください。

 

つまり、バリデータの運用テストには現時点で最も最適であり、運用コストの試算にも丁度良いのです。

 

ETH2バリデータノードの最新要求スペック

トパーズテストでのバリデータノードを建てるための最低PCスペック要求は下記の様になっています。

 

  • プロセッサー:Core i5-760またはAMD FX-8100以上
  • メモリ:4GM以上
  • ストレージ:SSDで20GB以上の空き容量

 

対して推奨スペックは、

 

  • プロセッサー:Core i7 4770またはAMD FX-8310以上
  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:SSDで100GB以上の空き容量

 

です。

 

マイニングリグとバリデータノードの比較

この最低要求スペックから、多くの事がわかります。まずは現在のイーサリアムレガシーチェーンでのマイニングリグと比較してみましょう。下記表はマイニングリグを構成するパーツ比較で、

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