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週刊仮想通貨まとめテクニカル分析の重要ポイント「イーサリアム上海アップデート延期提案 ビットコインはヘッジファンドの巨額損失により警戒を念頭に」

目次
  • 1 上海アップデート(ハードフォーク)
  • 2 イーサリアム相場
  • 3 ビットコイン相場
  • 4 ヘッジファンドの巨額損失による市場懸念

イーサリアムはETH1とETH2のマージ(統合)を優先する開発方針を提案、ビットコインはヘッジファンドの巨額損失により相場全体で警戒を念頭においておく必要があるでしょう。ETH1とETH2のマージについてはテクニカル分析の重要ポイント2021年03月06日~12日「ETH1とETH2の統合決定 ビットコインは短期指標が引き続き下落要警戒」を参照してください。

 

上海アップデート(ハードフォーク)

イーサリアムの上海アップデートとは、2021年7月頃に実装が予定されているハードフォークの名称です。上海アップデートではEIP-1559を実装するためのロンドンハードフォークで入らないEIP(実装)を実装するというものであり、ロンドンハードフォークはEIP-1559の実装をメインにするという方向となっています。そのため2021年のイーサリアム大型アップデートは

 

4月:ベルリンハードフォーク(マイナー変更)

7月:ロンドンハードフォーク(EIP-1559実装)

10月:上海ハードフォーク

 

という予定となっています。

一方で4月2日に行われるイーサリアム全コアデベロッパー会議109では、上海ハードフォークの予定を延期し、ETH1とETH2のマージ(統合)の開発やリサーチを優先するという提案が出ており、イーサリアム全コアデベロッパー会議109で2021年~22年のイーサリアムの直近のロードマップが定まる重要な話し合いが行われることになっています。

 

出典:イーサリアム全コアデベロッパー会議109

 

イーサリアム相場

イーサリアムはETH1とETH2のマージによるマイニングの廃止が確定した一方、21日にはハッシュレートが史上初の500TH/sを超えることになりました。これは先週一時ハッシュレートの上昇が頭打ちになっていたにも関わらず上昇している理由として

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